News in Brief(2019年)
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2019年12月31日News in Briefから
- パレスチナ:国際刑事裁、捜査へ
- 国際刑事裁判所がこのたびパレスチナにおける戦争犯罪の疑いに関する正式捜査の開始を決定したことについて、国連の独立人権専門家は説明責任への大きな一歩であるとして称賛した。
- 看護師と助産師の国際年
- 2020年は、看護師と助産師の国際年。世界保健機関(WHO)によれば、2030年までに、世界のすべての人がヘルスケアへのアクセスできるようにするためには、看護師と助産師を900万人増やす必要がある。
- 事務総長、新年のメッセージ
- アントニオ・グテーレス事務総長はビデオ映像で新年の挨拶を述べ、若い人々に向けて、希望のメッセージを伝えた。
2019年12月27日News in Briefから
- パキスタン:大学講師に死刑判決
- パキスタンにおいて、冒涜の罪で大学講師に死刑判決が下された。国連の独立人権専門家たちは同国当局に対し、その判決を撤回するよう促している。
- コロンビア/パナマを渡る子ども移民
- コロンビアとパナマの国境を越える移民の子どもたちが増えている。2018年の522人と比べると、2019年には6倍増で、3,540人を記録した。
- ジンバブエ:WFP、現金支援拡大
- 来年、ジンバブエ都市部の最貧困地域において、世界食糧計画(WFP)は毎月の現金支援プログラムを拡大する。
2019年12月26日News in Briefから
- アフガニスタン:紛争終結を
- アフガニスタンにおいて紛争を終わらせることだけが同国の繁栄の未来の現実的な希望である、と同国に展開するUNAMA代表が述べた。
- 中国:学者の拘束に警鐘
- 2017年以降、ウルグアイ出身の中国人学者が中国内のどこかに拘束された状態が続いていることについて、国連の独立人権専門家たちは警鐘を発した。
- ブルキナファソ:襲撃事件
- ブルキナファソにおいて襲撃事件が起きて、市民35人(そのほとんどが女性)が死亡した。グテーレス事務総長は声明を発し、この襲撃事件を強く非難した。
2019年12月24日News in Briefから
- シリア北西部:即時停戦を
- シリア北西部において、軍事紛争が激化し、多くの市民が死亡し、少なくも8万人が避難民となった。グテーレス事務総長は同地域における即時停戦を求めた。
- ナイジェリア:市民への攻撃
- ナイジェリア北東部のボルノ州において今週、多くの人々が処刑され、あるいは拉致されたと伝えられた。この事態を受け、同国当局に対して、市民や援助活動家の保護を求める声が高まっている。
- ミャンマー:飢餓の根絶を
- 世界食糧計画(WFP)とミャンマー政府は同国における飢餓を根絶するためのパートナーシップを新たにした。
2019年12月23日News in Briefから
- アフリカ:ポリオ蔓延阻止
- ケニア、モザンビーク、ニジェールのアフリカ3か国で最近、ポリオ蔓延が食い止められた。世界保健機関(WHO)によれば、このことは、質の高い予防接種キャンペーンおよび監視活動によって、どの地域においても感染病の拡大を抑えることが可能であることを示唆している。
- シリア北東部:市民保護を
- シリア北東部のイドゥリブで、空爆が続くなか、300万人以上の安全について、国連は依然として、深く懸念している。
- エクアドル:人種主義との闘い
- アフリカ系の人々に関する国連作業部会はエクアドル訪問を終えるにあたり、声明を発し、同国に対し、アフリカ系の人々の権利を保護するための法律と政策を実施するよう訴えた。
2019年12月20日News in Briefから
- 国連事務総長、バチカン訪問
- バチカンを訪問したグテーレス事務総長は、フランシスコ教皇が難民と移民の保護を訴えていることについて謝意を表明。
- レソト:干ばつと飢餓
- レソトで壊滅的な干ばつが発生し、50万人以上が深刻な食料不足に苦しみ、一万単位の人々は飢餓寸前の状態にある。国連人道問題調整事務所(OCHA)が述べた。
- イラク:人権活動家の殺害
- イラクにおいて抗議デモが続くなか、人権活動家を狙った殺害が行われていることについて、国連人権高等弁務官事務所は非難声明を発した。
2019年12月19日News in Briefから
- 男性の喫煙、減少傾向へ
- 男性の喫煙者がようやく減少すると予測される。世界保健機関(WHO)によれば、2020年までに男性の喫煙者が少なくとも200万人、2025年までには500万人減少する見込み。
- コレラ感染:2018年、60%減少
- 世界保健機関(WHO)が発表した34か国の統計データが示すところによれば、2018年、コレラ感染者は前年に比べて60%減少した。
- ナイジェリア:人道危機
- ナイジェリア北東部の人道危機に触発されて制作されたミュージカルの初演が木曜日、ラゴスで行われた。同ミュージカルはWFPの支援のもとにつくられたもの。来年には公演の場をアブジャに場所を移す。
2019年12月18日News in Briefから
- アジア太平洋:貿易減少
- 国連アジア太平洋地域委員会(ESCAP)によれば、アジア太平洋地域における貿易が10年前の世界経済危機以降初めて減少した。
- ユニセフ、子ども保護訴え
- ユニセフのフォア事務局長はこのたびアピールを発出し、より公正な世界を求めて立ち上がる子供たちと若者たちを保護するよう訴えた。
- 乳がん:医薬品、より安価に
- 世界保健機関(WHO)によれば、高価だった乳がんの薬の価格がまもなく下がり、世界中の女性が手に入れやすくなる。
2019年12月17日News in Briefから
- 難民:事務総長、取り組み訴え
- グテーレス事務総長は世界難民フォーラムで演説し、世界に対し、難民の状況への対応を変えるとともに、難民受け入れ国への支援を拡大する必要を訴えた。
- ニジェール:関心の拡大を
- Ursula Mueller副緊急援助調整官は6日間のニジェール訪問を終えるにあたり、国際社会に対して、ニジェールへの関心を拡大するよう訴えた。
- キルギスタン:少数者の権利保護を
- このたびキルギスタンを訪問した少数者の権利に関する国連独立専門家Fernand de Varennes氏は声明を発し、同国の少数者の人権保護、民主的制度の強化、より包摂的な社会構築のための一層の措置を求めた。
2019年12月16日News in Briefから
- 難民:グローバルフォーラム
- 初のグローバル難民フォーラム(Global Refugee Forum)がジュネーブで開始。会期は3日間。どのようにしたら難民に対する人道面および開発面の対応がお互いを補完しあえるのかについて協議し、難民支援のための新しいアプローチや長期的コミットメントを生み出すことをねらう。
- イエメン:食料支援拡大
- 世界食糧計画(WFP)によれば、今年に入って、イエメンにおける食料支援が大規模に拡大し、最悪の状況を緩和することができたものの、依然として、1,100万人が深刻な食料不足に直面している。
- 飢餓の根絶と若者の力
- 国連食糧農業機関(FAO)の事務局長はエジプトで開かれた世界若者フォーラムのパネル討論で演説し、世界の飢餓を根絶するには若者に焦点をあて、その力を利用したイニシアチブの拡大が必要であるとの旨を述べた。
2019年12月13日News in Briefから
- コンゴ:エボラ感染者増える
- コンゴ民主共和国において、エボラ感染者が増えている。世界保健機関(WHO)によれば、武装勢力による遠隔地攻撃が継続していることと関連している。
- インド:市民権法律、差別的
- 国連人権高等弁務官事務所はこのたび声明を発し、ムスリムを除外して宗教少数者に市民権を付与するインドの法律が根本的に差別的であるとの旨述べた。
- 天然痘撲滅から40年
- 1979年12月9日に天然痘の撲滅が公式に発表されてから40年。20世紀だけで、天然痘の犠牲になって命を落とした人は3億人。
2019年12月12日News in Briefから
- 南スーダン:飢餓のおそれ
- 南スーダンにおいて大洪水が発生し、百万単位の人々が人道危機の状況に陥っており、数か月以内に人々が飢えるおそれがある。世界食糧計画(WFP)が警告した。
- イエメン:ソマリア人帰還
- 紛争下のイエメンから、2017年以降、ソマリアへと帰還する難民が5,000人を超えた。国連によれば、イエメンは世界最大のソマリア人難民受け入れ国であり、その数は25万人。
- アルピニズム、無形文化遺産に
- 国連教育科学文化機関(UNESCO)の政府間会合がこのたびボゴタで開かれ、アルピニズムを無形文化遺産リストに加えた。
2019年12月11日News in Briefから
- アジア太平洋:栄養不良の解決を
- FAO、ユニセフ、WFP、WHOはこのたび、持続可能な開発目標(SDGs)の達成をめざすのであれば、一か月ごとに300万人の栄養不良の人々を貧困から救い出さなければならないと訴えた。
- パレスチナ:最も困窮する人に支援を
- パレスチナ自治政府のシュタイエ首相と国連のマックゴールドリック人道調整官はこのたび、2020年の国連人道対応プラン(HRP)をローンチした。
- エジプト:人権活動家の保護を
- 国連の独立人権専門家たちはこのたび、エジプトの人権活動家Ramy Kamel氏の恣意的拘束と不当な扱いをやめるよう求めた。
2019年12月10日News in Briefから
- サモア:はしか流行で死者
- サモアにおいて、はしかが流行し、罹患者70人が死亡した。そのほとんどは5歳未満の子どもである。
- 12月10日は人権デー。
- 毎年12月10日は、人権デー。この日、ジュネーブで開かれた若者活動家サミットで演説した、6人の若い女性活動家たちは若者活動家サミット(ジュネーブ)で演説し、自らの人権保護の闘いの物語を語った。
- 世界貿易、今年は後退
- 国連貿易開発会議(UNCTAD)によれば、世界貿易が今年、2.4%低下。金額としては、19兆ドル減少した。
2019年12月09日News in Briefから
- UNDP、人間開発報告を発表
- 国連開発計画(UNDP)はこのたび、「人間開発報告2019」を発表。新しい世代の不平等が産業革命以降見たことのない規模で世界中のコミュニティーの分裂をもたらしている、と報告は述べる。
- 12月10日は人権デー
- 毎年12月10日は、人権デー。気候変動サミットが開催されるなか、バチェレ人権高等弁務官は世界中の人々に対し、地球を保護し、差別と闘うための動員を訴えた。
- 内戦下の意図的な飢餓は戦争犯罪
- 国際刑事裁判所を設置したローマ規程がこのたび改訂され、内戦下で意図的に人々を飢えさせることは戦争犯罪とされた。
2019年12月06日News in Briefから
- シリア:市民に対する攻撃
- シリア北東部において停戦が成立したが、同国の市民はますます即席爆発装置(IED)の脅威にさらされている。国連人権高等弁務官が発表した。
- オーストラリア:難民の医療
- オーストラリアにおいて、難民たちの医療移送を可能にしてきた法制度が撤廃された。これによって、難民たちの命が危険にさらされる。
- ハイチ:食料危機
- ハイチにおいて、3人に1人が緊急の食料支援を必要としている。世界食糧計画(WFP)は現在、70万人への緊急食糧支援を展開している。
2019年12月05日News in Briefから
- 地中海:移民船沈没の悲劇
- 国際移住機関(IOM)によれば、モーリタニア沖で、150人の移民を載せた船が沈没し、子どもを含め、少なくとも58人が死亡した。
- サモア:はしか感染、広がる
- サモアにおいて、とくに赤ちゃんと子どもを中心に、はしかの感染が広がっている。11月15日に非常事態が宣言されてから、これまでに感染者は4,200人にのぼる。
- ザンビア:深刻な食糧不足
- 国連食糧農業機関(FAO)によれば、ザンビアが食料危機の国々のリストに追加された。現在、230万人(同国の人口の一割以上)が深刻な食糧不足に直面している。
2019年12月04日News in Briefから
- 1億900万人への人道支援
- 国連と人道援助パートナーは本日、ジュネーブで、世界でもっとも脆弱な人々のうち1億900万人を救うための人道支援プランを発表。
- 輸送と気候変動に関する報告
- 気候変動枠組条約の第25回締約国会議(COP25)が開催されるなか、世界観光機関(WTO)は気候変動と輸送に関する報告を発表。報告は輸送と観光の両セクターの協力を強化し、気候行動のために観光を変容させるよう求める。
- 発展の権利宣言33周年
- 発展の権利宣言33周年を記念して、独立人権専門家たちは各国に対し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成への参加を拡大するよう求めた。
2019年12月03日News in Briefから
- シリア:アレッポ襲撃
- ユニセフによれば、シリアのアレッポ州で襲撃事件が発生、8人の子どもが死亡。その他に8人の子どもが負傷した。襲撃があったのは、トルコとの国境に近い町、リファート。
- 気候変動:健康を守る
- 世界保健機関(WHO)によれば、熱波、熱帯暴風雨など気候変動の危険から人間の健康を守ることはますます重要性を増しているが、ほとんどの国はまだしっかりした対策を講じていない。
- ジンバブエ:飢餓の危機
- 世界食料計画(WFP)によれば、ジンバブエでは、人口の半数(770万人)が食料を十分に得られておらず、最悪の飢餓に直面している。
2019年12月02日News in Briefから
- COP25:事務総長、開幕演説
- 国連気候変動枠組条約の第25回締約国会議がスペインのマドリッドで開幕。グテーレス事務総長は開幕演説し、気候変動を抑えるために行動しなければ、地球上に生きるすべての人々の健康と安全が危ういと訴えた。
- パレスチナ占領のコスト
- 国連貿易開発会議(UNCTAD)の報告によれば、2000年から2017年にかけて、イスラエルによるパレスチナ占領によって、およそ480億ドルが失われた。
- 12月1日は世界エイズデー
- 毎年12月1日は世界エイズデー。今年のテーマは、「コミュニティーが違いをもたらす(Communities make the difference)」。
2019年11月29日News in Briefから
- コンゴ:東部での襲撃
- コンゴ民主共和国東部において、エボラ発生地域のコミュニティーに対する襲撃が続いており、それが人道危機事態を招き、援助活動を脅かしている。この状況について、国連が警鐘を鳴らした。
- イラク:デモ参加者に死者
- イラクにおいて、抗議デモ参加者に対する実弾発砲が続いていると伝えられることについて、グテーレス事務総長は深い憂慮を表明。
- コロンビア:人権擁護者の保護を
- コロンビアにおいて、先住民の権利擁護者、コミュニティーリーダーが高いレベルの暴力にさらされており、それは外国の鉱業会社に関連している。その状況について、人種差別撤廃委員会は今週、警鐘を発した。
2019年11月28日News in Briefから
- ジンバブエ:食料不足、深刻
- ジンバブエにおいて人間が生み出した飢餓がゆっくりと進行しており、ほとんどの人々は基礎的ニーズを満たす十分な食料を得られずにいる。食料に対する権利に関する独立専門家が述べた。
- 北朝鮮:人権専門家、日本訪問へ
- 朝鮮民主主義人民共和国と日本との外交交渉が続くなか、朝鮮民主主義人民共和国に関する特別報告者が12月2日―4日の日程で、日本を訪問する。
2019年11月27日
- アフガニスタン:子どもへの性的虐待
- 国際メディアが伝えるところによると、アフガニスタンのロガール州の学校をねらって、小児性愛者のグループが活動し、500人を超える子どもたちが犠牲になっている。同国に展開するUNAMAは子どもたちへの性的虐待の疑いについて調査を求めた。
- コンゴ:はしか流行
- ユニセフによれば、今年に入ってから、コンゴ民主共和国において5000人以上がはしかに罹患して死亡。そのほとんどが5歳未満の子どもである。
- 健康的な地中海料理
- 世界の多くの国々で祝祭の季節に向かう高揚感が漂うなか、国連食糧農業機関(FAO)は現在、地中海料理など、健康に良いとされる伝統料理を促進している。
2019年11月26日News in Briefから
- 世界エイズ・デー
- 毎年12月1日は、世界エイズ・デー。この国際デーを前に、国連エイズ合同計画(UNAIDS)はメッセージを発し、世界中でHIV感染者が減少し、感染者の治療へのアクセスも改善しているものの、千人単位の子どもたちは依然として必要なケアを受けていないと訴えた。
- 温室効果ガス排出半減を
- 地球の気温上昇を産業革命前に比べて摂氏1.5度以内に抑えるためには、今後10年間で、温室効果ガスの排出を半減しなければならない(量としては、300億トンの減少)。国連環境計画(UNEP)が述べた。
- イエメン:緊張緩和を
- イエメンのフダイダ港周辺で暴力が激化していることについて、フダイダ合意支援のための国連ミッションUNMHAの代表は深い憂慮を表明するとともに、緊張の緩和を求めて訴えた。
2019年11月25日News in Briefから
- コロンビア:平和的な抗議デモ
- グテーレス事務総長は、先週コロンビアで行われた抗議デモおよび国民対話を進めようとする政府の努力をおおむね平和的であると評価したうえで、その情勢を注視している。
- 南スーダン:市民保護区で騒乱
- 南スーダンの国連市民保護区で、酔っぱらった若者たちによる騒乱が起こり、2人が死亡し、8人の国連要員が負傷した。国連ミッションは現在、この事件の調査を行っている。
- 地雷:ノルウェーで会議
- ノルウェーのオスロで、25日ー29日、地雷に関する専門家と犠牲者が700人以上集い、地雷の被害者を減らすべく話し合う。
2019年11月22日News in Briefから
- コンゴ:エボラ拡大のリスク
- コンゴ民主共和国東部において、武装勢力が市民たちを襲撃して死傷者がでている。この状況はこれまでのエボラ対策の成果を後戻りさせるおそれがある。世界保健機関(WHO)が警鐘を鳴らした。
- ベネズエラ:難民移民支援の拠出を
- ベネズエラにおいて経済的な危機が執拗に続くなか、世界食糧計画(WFP)は同国から流出する移民、難民たちを支援するため、2億ドルの資金拠出を求めた。
- リビア:移民を載せた船急増
- 国際移住機関(IOM)によれば、リビアを離れる移民を載せる船の数が急増している。今週火曜日から木曜日にかけて、移民船に載る600人以上がリビアの海岸沖に発見された。
2019年11月21日News in Briefから
- シリア:脆弱な子供たち
- ユニセフによれば、シリアにおいて暴力が続き、多くの市民が死傷するなか、北西部におけるミサイル攻撃があり、少なくとも12人が死亡し、子どもを含む何十人ものが負傷した。
- ビジネスと人権フォーラム
- ビジネスと人権に関するフォーラムが11月25日―27日、ジュネーブで開催される。国連の専門家たちが構成する作業部会は、世界各国の政府がビジネスに関連する人権侵害を防ぐために十分な対策を講じていないと述べた。
- 囚人たちの健康
- 世界保健機関(WHO)はこのたび報告を発表し、刑務所に拘留された囚人たちの健康状態が一般の人に比べて深刻に劣ると指摘した。
2019年11月20日News in Briefから
- 11月20日は世界子どもの日
- 毎年11月20日は、世界子どもの日。今年の国際デーは、児童の権利条約採択30周年にあたる。グテーレス事務総長は同条約の果たした役割を強調した
- 地球温暖化と化石燃料生産
- 国連と主要な研究諸機関はこのたび、“Production Gap”と題する報告書を発表し、各国が生産する化石燃料の量と各国が地球温暖化を抑える取り組みとの間に大きな隔たりがあると指摘。
- エジプト:法律家の逮捕
- エジプト政府が同国の法律家Ibrahim Metwally氏を同じ罪で2度逮捕したことについて、国連の独立特別報告者たちは声明を発し、非難した。
2019年11月19日News in Briefから
- サヘル地域:続く暴力的襲撃
- マリ、ニジェール、ブルキナファソというサヘル地域3か国ではほぼ毎日、過激派による暴力的襲撃が続き、100万近い人々が避難民として流出することを余儀なくされ、千人単位の子どもの栄養状態が危機的なレベルに陥っている。世界食料計画(WFP)が本日、警鐘を発した。
- イラン:抗議デモで死者
- イランにおいて抗議デモが続くなか、十人単位の人々が銃弾を受けるなどして死亡している。国連人権高等弁務官事務所は本日、この事態について憂慮を表明した。
- イスラエル入植、国際法違反
- 米国のポンペオ国務長官がこのたび西岸と東エルサレムについて同国が長年保持してきた政策を転換する宣言を行ったことを受け、国連人権高等弁務官事務所はあらためて、国連の立場を主張し、イスラエルによるパレスチナ占領地域入植政策は国際法に違反するとした。
2019年11月18日News in Briefから
- 中東非核兵器地帯を
- 中東非核兵器地帯設置に関する会議、初会期。グテーレス事務総長は演説し、非核兵器地帯の設置は該当地域における核戦争のおそれを永久になくすことになるとの旨述べた。
- UNCTAD報告、発表
- 国連貿易開発会議(UNCTAD)は報告書を発表し、世界の貧しい国々が海外からの援助資金をそれぞれの国の開発の取り組みに使うことを確実にするよう求めた。
- 世界の保健に向けて
- 世界がユニバーサル・ヘルス・カバレッジに向かう勢いを増すなかで、世界保健機関(WHO)、アフリカ連合(AU)は了解覚書に合意し、協力関係を強化した。
2019年11月15日News in Briefから
- アメリカ大陸で移民の死傷者
- アメリカ大陸で今年、命を失った移民は少なくとも634人。この数は6年前に記録がつけられはじめてから最多。
- コンゴ:エボラ感染者減少
- 世界保健機関(WHO)の専門家によれば、コンゴ民主共和国において先週のエボラ感染発生はわずかに6人へと減少し、感染率の改善がみられた。
- 中央アフリカ:豪雨で避難民
- 中央アフリカ共和国の首都バンギで、珍しく豪雨が続き、発生した洪水によって、多くの人々が避難民となった。
2019年11月14日News in Briefから
- 11月19日は世界トイレデー
- 毎年11月19日は世界トイレデー。今年の国際デーを前に、世界保健機関(WHO)は声明を発し、トイレや下水道施設の清掃に従事する人々が危険に直面し、それらの人々の人権、健康、尊厳がリスクにさらされているとして、緊急の対応を訴えた。
- 感染症:対応に蚊の不妊化
- 世界保健機関(WHO)によれば、世界人口の半数が、デング熱のリスクにさらされているが、蚊を媒介にした感染症への対応として、蚊の不妊化が実験段階にある。
- ミャンマー:国際刑事裁、捜査
- 国際刑事裁判所(ICC)はこのたび、ロヒンギャに対するジェノサイドの疑いについて、ミャンマーに対する事件を取り上げることを明らかにした。
2019年11月13日News in Briefから
- イスラエル・ガザ間の緊張
- 「イスラム聖戦」司令官殺害によって触発されたガザ民兵とイスラエル軍間のロケット弾砲撃が続くなか、国連は現在、状況の緩和のために緊急に取り組んでいる。中東和平プロセスのための特別調整官が憂慮を表明した。
- ベネズエラ:人道支援金を
- ベネズエラ人難民・移民および受け入れ地域のニーズの高まりへの対応を加速化すべく、国連とそのパートナーは13億5,000万ドルの資金拠出を求めるアピールを発出した。
- 11月14日は世界糖尿病デー
- 毎年11月14日は、世界糖尿病デー。グテーレス事務総長はメッセージを発し、糖尿病を患う全ての人々に対する支援を表明。世界じゅうで現在、4億2,000万人が糖尿病を患っている。
2019年11月12日News in Briefから
- オーストラリア:森林火災
- オーストラリアで大規模な森林火災が続くなか、同国政府は人々に警戒を続けるよう求めている。世界気象機関(WMO)は火曜日、同国政府の呼びかけを繰り返し、警鐘を発した。
- エボラ:欧州、ワクチン承認
- 欧州の規制当局がこのたびエボラ出血熱のワクチンを承認したことについて、世界保健機関(WHO)は歓迎の意を表明した。
- 各国間の協力、経済発展に必要
- 世界知的所有権機関(WIPO)はこのたび、グローバルな課題に対する技術的解決のアプローチがますます複雑になっているとし、各国に対して、一層の協力を求めた。
2019年11月08日News in Briefから
- シリア:十万単位の人々の危険
- 国連の人権・人道諸機関によれば、シリアの市街地や保健衛生施設がほぼ毎日、襲撃され、人々の生命が危険にさらされている。
- エジプト:刑務所の劣悪状況
- 国連の独立人権専門家たちは、エジプトの刑務所が劣悪な状況にあることを示す確たる証拠があると述べた。刑務所に収監されたモルシ前大統領もその劣悪さゆえに6月に死亡したと指摘し、千人単位の囚人たちが命の危険にさらされていると警鐘を鳴らした。
- イタリア:難民・移民に支援を
- 国連諸機関によれば、イタリアに難民として到着した子ども難民たちは親や保護者の同伴がなく、大人へと成長するまでの支援を必要としている。
2019年11月07日News in Briefから
- 国際刑事裁で初の30年刑期
- 国際刑事裁判所(ICC)はこのたび、コンゴ民主共和国の反政府勢力M23の元指導者 Bosco Ntagandaに、30年間の禁固刑を言い渡した。ICC創設以来、最も長期の禁固刑。
- イラク:意義ある対話を
- イラクにおいて政府に対する抗議デモが続くなかで死傷者の数が増えていることについて、グテーレス事務総長は深刻な懸念を表明した。
- 食品ロスへの対策を
- ローマで、モントリオール議定書の締約国会議が開催。国連食糧農業機関(FAO)の事務局長は演説し、環境関係合意の成功例として同議定書について述べたたうえで、食品ロスへの対策にも同様に国際協力が必要であるとの旨を訴えた。
2019年11月06日News in Briefから
- UNRWA事務局長、辞任
- 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のクレヘンビュール事務局長が辞任した。国連が同氏の不正疑惑について調査結果の暫定報告を発表した直後の表明だった。
- スーダン:コレラ対策
- 世界保健機関(WHO)によれば、スーダンにおいて、コレラの発生がハルツーム州に広がることを防ぐための対策が進行中である。
- UNHCR親善大使任命
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、パキスタンの女性俳優、Mahra Khanさんを同事務所の親善大使(National Goodwill Ambassador)に任命した。
2019年11月05日News in Briefから
- カメルーン:人道状況の悪化
- 国連人道諸機関によれば、カメルーンの北西部・南西部における紛争の継続が人道緊急事態の急速な悪化を招いている。その状況の劣悪さは2017年当時を15倍上回るとされる。
- 米中の貿易戦争、双方に損
- 米国と中国の間の貿易関税をめぐる応酬は双方ならびに世界全体の利益を損なうものであり、合意が得られないかぎり、さらに悪化を続けるおそれが強い。国連貿易開発会議(UNCTAD)が述べた。
- 男女間のデジタル格差広がる
- 国際電気通信連合(ITU)によれば、世界においてインターネットにアクセスできる人は増えてきたが、それと同時に、男性と女性のアクセス格差が広がっている。
2019年11月04日News in Briefから
- インド:大気汚染、記録的
- インドの首都ニューデリーにおいて、大気汚染が記録的なレベルに達し、地方行政当局が公衆衛生上の緊急事態と宣言した。国連環境計画(UNEP)は現在、同国の対策を支援すべく、さまざまなセクターと協力している。
- シリア:子供たちの帰還を
- 先月開始したトルコの攻撃により、シリア北東部で外国籍の子どもたちが行き場を失っていることを受けて、ユニセフ事務局長は各国政府に対し、子どもたちを帰還させるよう訴えた。
- ギニアビサウ:安保理、深い懸念
- ギニアビサウにおいて、大統領が首相を解任するなどしたあと、政治的な危機状態となっていることについて、安保理は声明を発し、深い懸念を表明した。
2019年11月01日News in Briefから
- 南スーダン:武装勢力への訴え
- 国際移住機関(IOM)はこのたび、南スーダンで銃撃戦発生後に行方不明になっているボランティア一人と4歳の子どもを即時に解放するよう訴えた。
- ハイチ:人道危機続く
- ハイチにおいて抗議デモが行われるなかで多数の人々が死亡したあと、政治的な騒乱状態が続いていることについて、バチェレ人権高等弁務官は深い懸念を表明した。
- アサンジ氏の健康状態
- 英国の刑務所に収容されているウィキリークス創始者ジュリアン・アサンジ氏の健康状態が悪く、生命が危険と言われていることについて、拷問に関する人権特別報告者Nils Melzer氏は警鐘を発した。
2019年10月31日News in Briefから
- アフリカ南部:深刻な食料事情
- アフリカ南部において、過去数十年間で最悪とされる干ばつが続くなか、4,500万人が今後半年間のうちに、深刻な食料不足に直面すると予想されている。
- パレスチナ人女性の解放を
- イスラエルで一か月余にわたって独房に監禁され、ハンガーストライキを続けるパレスチナ人女性Heba Al-Labadi氏は即時に解放されるべきである、と国連が任命した独立人権専門家たちが木曜日、訴えた。
- 都市の人々の死因への対応
- 世界保健機関(WHO)はこのたび、報告書を発表し、都市の人々の死因(心臓病、がん、糖尿病、肺疾患、交通事故など)に対応すべく、10項目から成るブループリントを発表した。
2019年10月30日News in Briefから
- ギニアビサウ:政治危機
- ギニアビサウにおいて大統領による首相解任後、政治危機が起こっている状況について、グテーレス事務総長は深刻な懸念を表明した。
- 南スーダン:エボラ検査停止
- 南スーダンのモロボ郡に設置されたエボラ出血熱のスクリーニング検査所でボランティアとして活動していた援助要員のうち3人が殺害された。国際移住機関(IOM)は声明を発し、もっとも強い調子でこれを非難するとともに、エボラ検査所を一時停止した。
- アフリカ系の人々への差別
- アフリカ系の人々に関する専門家作業部会はこのたび国連総会に宛てて報告書を提出。アフリカ系の人々の人種差別的な固定観念と否定的な特徴づけがかつて、アフリカ系の人々の奴隷化を正当化し、現在もなおそれらの人々の人権を侵害し続けている、と報告は述べる。
2019年10月29日News in Briefから
- インド:カシミールの自由を
- 国連人権高等弁務官はこのたび、インド管理下のカシミールの人々が基本的な自由をはく奪されているとして、インド当局に対して、その人権侵害状況を改善するよう訴えた。
- シリア:北東部で食料援助
- シリア北東部での最近の軍事活動を受けて、30万人を超える脆弱な人々がこの3週間で、国連からの緊急食料支援を受けた。世界食料計画(WFP)がこのたび、この人数を確認した。
- エルサルバドル:栄養不足と肥満
- 世界食料計画(WFP)の報告によれば、エルサルバドルにおける栄養不足と肥満のコストは高く、同国の国内総生産(GDP)の10%に及ぶ。
2019年10月28日News in Briefから
- シリア:捕虜の解放を
- シリアの新憲法に関する合意を図るためにジュネーブで初会合が開かれるのを前に、国連特使は敵対する勢力間の信頼を醸成すべく、同国全土にわたる停戦と捕虜の解放を繰り返し求めた。
- 安保理:中東和平情勢
- 中東和平プロセスのための国連特別調整官は安保理で情勢報告を行い、イスラエル・パレスチナ間の紛争が現場で悪化し、2国間解決の達成を難しくしているとの旨述べた。
- エジプト:デモ参加者抑圧停止を
- エジプトにおいて、抗議デモに参加する人や人権活動家、ジャーナリストたちを狙った一連の逮捕や暴力的なデモ参加者への抑圧が行われたことについて、国連の人権専門家たちは警鐘を発し、同国に対して人々の表現の自由を保護するよう求めた。
2019年10月25日News in Briefから
- ナイジェリア:多数の避難民
- ナイジェリア北東部のボルノ州において暴力が再発し、今年だけで14万人以上が避難民となり、多くの農家が作付けの時期を逃し、300万人が十分な食料を得られずにいる。
- チリ:人権侵害調査へ
- チリにおける街頭デモの際に人権侵害が多く行われていると伝えられるなか、バチェレ人権高等弁務官は同国に人権調査チームを派遣すると発表した。
- 悪性胸膜中皮腫:研究報告
- 世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は、悪性胸膜中皮腫に関する新しい研究を発表。生検結果の報告方法と実効的な治療プログラムについて明らかにした。
2019年10月24日News in Briefから
- ポリオのない世界へ
- 世界保健機関(WHO)によれば、野生株ポリオウイルスの3型(WPV3)が根絶され、世界の保健状況は特筆すべき局面に入った。
- シリア北東部:支援活発化
- 冬季の到来が近づくなか、国連とパートナー諸機関はシリア北東部において支援を必要をする人々への援助活動を活発化させている。
- 天気予報にラジオ周波数保護を
- タイムリーな気象警報が多くの命を救うことに寄与する一方、無線技術の向上が天気予報に影響を与えるおそれがある。このため、世界気象機関(WMOは各国政府に対し、衛生など地球観測サービスに割り当てられるラジオ周波数を保護するよう促している。
2019年10月23日News in Briefから
- 避難民支援パネル設置
- きょうは国内避難民保護に関して唯一拘束力をもつ条約「カンパラ条約」の採択10周年。この日、グテーレス事務総長は国内避難民に関するハイレベルパネルを設置したことを発表した。
- 労働条件は安全と健康に留意を
- 危険物と人権に関する特別報告者Baskut Tuncakはこのたび、健康に留意した労働条件はいまや世界的に認識された人権であるが、依然として、特権に留まっている、との旨を訴えた。
- ユキヒョウ保護キャンペーン
- 国連環境計画(UNEP)のキャンペーン”Wild for Life”、スタート。今年は絶滅の危機にあるユキヒョウの保護のために資金を募り、すべてのアクターの協力を呼びかける。
2019年10月22日News in Briefから
- イエメン:食料支援
- イエメンのドゥラヒミ市の住民たちが親政府軍と反政府勢力フーシ軍との間の激しい戦闘を逃れ流出したが、およそ200人の市民が依然として取り残されている。
- リビア:子どもの犠牲
- ユニセフによれば、リビアの首都トリポリにおいて、子どもたちが引き続き、暴力的紛争によって死傷している。
- シリア北部:トルコ攻撃
- シリア北部に対するトルコ攻撃が始まってから2週間。軍事行動が甚大な人道的被害を引き起こしている、と国連が警鐘。
2019年10月21日News in Briefから
- チリ:緊急対話を
- チリにおける抗議デモで多数の死傷者が出て、大統領が非常事態を宣言した状況に憂慮し、バチェレ人権高等弁務官は、同国の政治家や市民社会に対し、緊急に対話に臨むよう促した。
- 南スーダン:安保理訪問
- 安保理の15か国大使が南スーダンを訪問し、同国の状況を視察。大使たちは同国指導者たちに対し、和平合意を速やかに履行し、統一暫定政府の樹立を11月12日までに間に合わせるよう促した。
- ザンビア:難民への寛容
- フィリッポ・グランディ難民高等弁務官は2日間の日程でザンビアを訪問。同国が難民統合に対して進歩的な政策を採用している状況を視察した。
2019年10月18日News in Briefから
- シリア:北東部で戦闘続く
- トルコ軍とシリアが支援するクルド人軍事部隊の間の停戦合意にもかかわらず、シリア北部のトルコとの国境沿いでの爆撃や衝突が継続し、人々が流出することを余儀なくされている。
- 南スーダン:大洪水で被害
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、南スーダンの上ナイル州において40年ぶりの大洪水が起こり、約20万人が被害を受け、緊急に支援を必要としている。
- ウクライナ:現代の奴隷制に警鐘
- 10月18日は、EUの指定する人身売買に反対する日。ウクライナにおいて失業する人々を食い物にして現代の奴隷制のもとに置こうとする人身売買者たちの危険について、国際移住機関(IOM)が警鐘を鳴らした。
2019年10月17日News in Briefから
- アフガニスタン:市民の死者最多
- 国連アフガニスタン支援団(UNAMA)によれば、アフガニスタンにおいて、2019年第3四半期の市民の死者が史上最多を記録した。主に、対立する政党支持者の間の暴力に起因する。
- 結核:一層の資金と政治支援を
- 世界保健機関(WHO)は、昨年150万人が結核で命を落としたとして、結核根絶のための一層の資金拠出と政治的支援を求めるアピールを発出した。
- 貧困と不平等:職探し支援を
- 国際労働機関(ILO)がこのたび発表した報告によれば、職探しを支援するプログラムを所得支援を組み合せると、ディーセント・ワークに就ける可能性を高め貧困に取り組む努力が実効性を増す。
2019年10月16日News in Briefから
- ハイチ:新しい政治ミッション
- ハイチにおいて、15年間展開した国連平和維持活動が終わり、今週水曜日には、新しい国連政治ミッションがその活動を開始した。
- 世界のがん患者、増加へ
- 国連が支援する機関が発表した「The Cancer Atlas」によれば、現在、がんを患っているのは1,800万人だが、今後2040年までに2,900万人に増える見込み。
- 人権擁護家に対する暴力
- 人権専門家のマイケル・フォースト氏が人権擁護家に対する暴力に関して、国連総会に報告書を提出。人権擁護家に対する暴力の連鎖を断ち切るため、各国に対し、人権侵害の不処罰を終わらせるよう訴える。
2019年10月15日News in Briefから
- シリア:トルコ国境沿いで暴力
- シリア北部で戦闘が継続し、違法な殺害現場がオンライン上に流されるなか、国連とパートナーたちは暴力を逃れて避難する人々に対して人道物資を搬送している。
- バハマからハイチへ移民送還
- 100人を超えるハイチ人移民がバハマからハイチに送還されたことについて、懸念が広がっている。これらの人々のなかにはハリケーン・ドリアンで壊滅的な被害を受けたアバコ諸島からの移民もいる。
- ニジェール人移民、祖国帰還
- 160人を超えるニジェール人移民がこのたび、国際移住機関(IOM)の支援のもと、ニジェールに空路、自発的帰還を果した。
2019年10月14日News in Briefから
- シリア北部でトルコ軍事行動
- シリア北部におけるトルコの軍事行動はテロ組織ISILに関連する者たちが解放される事態を招くおそれがある、とグテーレス事務総長が警告。
- エクアドル:政府、先住民組織と対話
- エクアドル政府と先住民組織との間で、国連主導の和平対話が始まったことについて、グテーレス事務総長は歓迎の意を表明。
- FAO、食料農業概況報告
- 国連食糧農業機関(FAO)はこのたび、食料農業概況報告を発表。人間による消費のために生産された食料の3分の1が捨てられるなか、百万単位の人々が飢えている、と報告は訴える。
2019年10月11日News in Briefから
- トルコ、シリア北部で攻撃
- 国連諸機関によれば、シリア北部におけるトルコによるクルド人勢力に対する空爆や地上戦が多数の市民の命を奪い、万単位の人々を流出させている。
- ブルキナファソ:紛争と暴力
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、過去3か月間だけで、ブルキナファソから10万単位の人々が武装グループに関連する暴力と不穏情勢を逃れて流出した。
- ソーシャルメディアと白人過激派
- ドイツ当局は今週、ハレのシナゴーグで起こった襲撃事件がほぼ確実に白人過激派によるものであると示唆した。国連人権高等弁務官事務所は、オンライン上での過激主義の広がりを食い止めるための速やかな行動を求めた。
2019年10月10日News in Briefから
- 世界メンタルヘルス・デー
- 10月10日は、世界メンタルヘルス・デー。世界保健機関(WHO)によれば、自殺は紛争と殺人の死者を合わせた数よりも多くの人の命を奪っており、また15歳―19歳の若者たちの最大の死因である。
- コンゴ:エボラとの闘い
- 世界保健機関(WHO)はこのたび、コンゴ民主共和国東部におけるエボラ出血熱との闘いに勝利をおさめつつある、との旨を述べた。
- 世界の難民に関するデータ
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と世界銀行が協力して、世界の難民状況に関するデータ・センターを設置した。
2019年10月09日News in Briefから
- 出産時の差別的処遇
- 世界保健機関(WHO)がこのたび発表した調査報告によれば、低所得国4か国において女性の3分の1以上が出産時に差別的待遇を受けている。報告によれば、若くて教育レベルが低いほど、同意がないあるいは強制的な医療手続きなど差別的待遇を受けやすい。
- エイズ:資金拠出誓約会議
- 国連エイズ合同計画(UNAIDS)とパートナーたちの支援のもと、フランスのリヨンで、エイズ、結核、マラリアとの闘いの強化をめざす資金拠出誓約会議が開催された。
- 10月9日は世界郵便の日
- 毎年10月9日は、世界郵便の日。1874年、スイスの首都ベルンで世界郵便連合(UPU)が創設されたことを祝賀する。
2019年10月08日News in Briefから
- 目の疾患に苦しむ人々
- 世界保健機関(WHO)によれば、世界で22億人が何らかの目の疾患をもち、10億人は治療可能な目の疾患に苦しんでいる。また6,500万人が簡単な白内障の手術を受けられず、8億人以上が眼鏡を手に入れることができず、毎日、不便な生活を送っている。
- 地中海沖:移民船転覆
- 国際移住機関(IOM)によれば、地中海沖で、チュニジアからヨーロッパをめざす人々を乗せた船が転覆し、少なくとも30人が死亡した。
- オーストラリア:移民と人権
- オーストラリアを訪問したバチェレ国連人権高等弁務官はシドニーでスピーチを行い、同国当局に対し、沖合に留め置かれている移民と難民に対する政策をあらためるよう訴えた。
2019年10月07日News in Briefから
- シリア:米国撤退への懸念
- 米国がシリア北東部から兵力を撤退させると報じられていることについて、国連は紛争で引き裂かれた地域から避難する人々が増えることへの危惧を示し、警鐘を鳴らした。
- リビア:馬術クラブに空爆
- リビアの首都トリポリ郊外で、馬術クラブが国民軍による空爆を受け、多くの子どもたちが負傷した。国連リビア支援団(UNSMIL)はこの空爆を非難した。
- 「戦争と平和」原稿展示
- トルストイが執筆した「戦争と平和」の原稿が初めて、ジュネーブで展示され、国家間の連帯の100年間をハイライトした。
2019年10月04日News in Briefから
- イラク:街頭で抗議デモ
- イラクにおいて今週、治安部隊が政府への抗議デモに参加する人々に銃撃。国連人権高等弁務官事務所は同国政府に対し、市民たちに表現の自由の権利行使を許容するよう促した。
- コンゴ:エボラ生還者1,000人
- コンゴ民主共和国でエボラに感染しながらも回復した人が1.000人に達した。国連諸機関は、同国政府当局の強いリーダーシップと地域の保健衛生担当者たちの普段の努力の賜物であるとの旨を述べた。
- 残留性有機汚染物質、委員会
- 残留性有機汚染物質を国際的に規制するストックホルム条約による規制対象物質について検討を行う「残留性有機汚染物質検討委員会」(POPRC)の第 15 回会合が開催された。
2019年10月02日News in Briefから
- 無国籍者支援、難民賞
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は今年のナンセン難民賞をキルギスの弁護士で無国籍者を支援するアジズベク・アシュロフ氏に授与すると発表した。
- シリア:憲法起草委
- 約一か月後、シリア憲法起草委員会がジュネーブで会合を開催するのを前に、ガイル・ペデルセン国連特使はその会合の成否が捕虜解放や暴力削減などに依拠するとの旨を述べた。
- マレーシア:人権弁務官訪問
- バチェレ国連人権高等弁務官が今週、2日間の日程でマレーシアを訪れる。人権高等弁務官が同国を訪問するのは初めて。
2019年09月28日News in Briefから
- イエメン:フーシ、人質解放
- イエメンの反政府勢力フーシが政府への対決姿勢緩和の姿勢を示し、300人近い人質を解放したことから、同国の紛争に終止符がうたれる可能性がわずかながら高まった。
- リビアからルワンダに難民移送
- 国連リビア支援団(UNSMIL)が日曜日発表したところによれば、66人の脆弱な難民がリビアに無事移送された。
- 9月30日は国際翻訳デー
- 毎年9月30日は、国際翻訳デー。グテーレス事務総長はメッセージを発し、多言語主義は多国間システムの実効性を保証する国連の中核的価値であるとの旨訴えた。
2019年09月27日News in Briefから
- ベネズエラ:人権調査団
- ベネズエラにおいて政治経済危機に関連した殺害事件や人権侵害事件が発生している事態に懸念が広がっていることを受けて、人権理事会は決議を採択し、同国に事実調査団を派遣することを決定した。
- ナイジェリア:人びとが流出
- ナイジェリア北西部から、年初以降、4万人以上が暴力を逃れてニジェールに避難場所を求めて流出している。
- ジンバブエ:民主主義保護を
- 平和的結社の自由の権利に関する特別報告者は金曜日、ジンバブエ訪問を終えるにあたり、民主主義を保護するために速やかに行動するよう訴えた。
2019年09月26日News in Briefから
- アフガニスタン:市民保護を
- アフガニスタンで大統領選実施まであと2日。山本事務総長特別代表は市民保護を求めてアピールを発した。
- 子ども性的虐待にガイドライン
- オンライン上で増える子どもに対する性的虐待から子どもを保護すべく、子どもの権利委員会がガイドラインを作成した。
- スーダン:コレラ治療薬
- 国連が青ナイル、センナール州におけるコレラ発生に対応するなか、コレラ治療薬(36トン規模)がスーダンに届けられた。
2019年09月25日News in Briefから
- リビア:首都を超えて戦闘拡大
- 人権理事会で、リビア情勢を討議。同国首都トリポリを超えて戦闘が拡大し、不法状態のひろがり、戦争犯罪、人道危機を引き起こしている状況が報告された。
- 温暖化:海面上昇と氷河融解
- 世界の海洋と凍土が何十年にわたって温暖化の熱を冷ましてきた。気候専門家たちはそのように述べ、海面上昇と氷河融解への緊急の取り組みを求めてアピールを発した。
- グリーン・ニューディール
- 国連貿易開発会議(UNCTAD)は水曜日、貧しい国々が汚染度の高いエネルギー源に頼ることなく成長するためには新しい世代のグローバルな商取引と金融が必要であると訴えた。
2019年09月24日News in Briefから
- タンザニア:エボラで死者
- タンザニアのダルエスサラームにおいて、エボラ感染による死者がでた。同国当局は国連によって死者に関する情報を提供するよう促された。
- ナイジェリア:ホームレス問題
- 適切な居住への権利に関する特別報告者、Leilani Farha氏は火曜日、ナイジェリアにおいて、ホームレスの人々が立ち退きを強制され、差別を受けているとして憂慮を表明した。
- 人権法律家へのハラスメント
- 国連の独立人権専門家および作業部会メンバーたちは共同声明を発し、中国政府に対し、人権法律家Jian Tianyong氏に対するハラスメントをやめるよう求めた。
2019年09月23日News in Briefから
- 気候行動サミット、開催
- ニューヨーク国連本部で開催された気候行動サミットで、気候に関する専門家たちが、地球温暖化を止めるためのターゲットと今日の現実との間の乖離に警鐘を鳴らした。
- シリア:制憲委員会に進展
- シリア政府と反政府勢力代表の間で、8年以上に及ぶ戦闘に終止符をうつための制憲委員会の創設に向けた進展があった。グテーレス国連事務総長が明らかにした。
- 9月23日は手話言語の国際デー
- 9月23日は、手話言語の国際デー。グテーレス事務総長はメッセージを発し、世界じゅうで耳が聞こえない7,000万以上の人々に手話言語が不可欠であることを強調した。
2019年09月20日News in Briefから
- リビア:移民が銃撃で死亡
- リビアにおいて、スーダン人移民男性が同国沿岸警備隊の発砲した銃弾をうけて死亡した事件について、国連人道諸機関が非難するとともに、移民拘束施設の閉鎖を求めた。
- 南アフリカ:外国人への暴力
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、南アフリカにおいて、外国人に対する暴力が1500人を超える人々に流出することを余儀なくしている。
- イエメン:食料支援
- 世界食糧計画(WFP)によれば、イエメンにおいて、戦闘が続くなか、1,240万人が緊急食料支援を受けた。
2019年09月19日News in Briefから
- 妊産婦と子どもの安全を
- 出産時の生存率は2000年に比べて大幅に改善したが、現在、およそ11秒に1人の妊産婦あるいはその子どもが予防可能な原因で死亡している。国連の保健衛生担当者たちが警鐘を発した。
- タリバン攻撃で市民犠牲に
- アフガニスタンにおいて、木曜日、タリバンによる無差別攻撃によって、多数の市民に死傷者がでた。
- FAO、食料事情報告発表
- 国連食糧農業機関(FAO)は世界の食料事情に関する最新報告を発表し、世界の41か国が国際的な食料支援を必要としていると述べた。
2019年09月18日News in Briefから
- 爆発性武器の使用停止を
- グテーレス国連事務総長とピーター・マウラー赤十字国際委員会総裁は共同アピールを発し、世界の諸都市における爆発性武器の使用をやめるよう呼びかけた。
- カメルーン:ボコハラムとの闘い
- カメルーンのMbella Mbella Lejeune国連大使は本日、人権理事会で演説し、ボコハラムとの闘いへの決意を表明した。
- 健康的な地中海食の促進を
- イタリアで開かれた国連食糧農業機関(FAO)のイベントで、同機関のQu Dongyu事務局長は地中海食が健康、環境に良いと述べて、その促進を訴えた。
2019年09月17日News in Briefから
- ミャンマー:人権侵害続く
- ミャンマーにおいて、民族的少数者に対する人権侵害が続いている。ミャンマーの人権に関する特別報告者はジュネーブで記者会見し、人権侵害に責任を有する者たちが正義に直面することになるだろうとの旨を述べた。
- ウクライナ東部:人道支援を
- 人道活動家たちはこのたび、ウクライナ東部の人々が来る冬への備えるのを助けるべく、5,000万ドル以上の資金を拠出するようアピールを発出した。
- 気候危機:若者たちの力
- スイスの活動家, Marie-Claire Grafさん(23歳)は、世界の指導者に対し、気候危機の解決に向けて、若者たちを真剣に扱うべきだと旨訴えた。Grafさんは、国連から「Green Ticket」を与えられてユース気候サミットに出席する100人の若者の一人。
2019年09月16日News in Briefから
- オゾン層保護のための国際デー
- 毎年9月16日は、オゾン層保護のための国際デー。科学者たちによれば、このままの調子でいけば、地球の一部地域については、オゾン層が完全回復する見込み。国連環境計画(UNEP)が発表した。
- アジア太平洋:避難民の窮状
- 国連人道問題調整事務所(OCHA)によれば、アジア太平洋においては、紛争の拡大と深刻な災害によって、多くの人々が依然として避難生活を余儀なくされている。
- 南スーダン:性的暴力の不処罰
- 南スーダンにおいて、武力紛争の強度は小さくなったものの、性的暴力が依然として、罰せられることなく続き、コミュニティーを苦しめている。同国の人権に関する委員会が人権理事会に対して状況を説明した。
2019年09月13日News in Briefから
- ロヒンギャ難民、窮状
- ロヒンギャ難民を収容するバングラデシュ南部の難民キャンプがモンスーンがもたらす雨によって水浸しになっている。世界食糧計画(WFP)は最大規模の支援活動を開始した。
- マリ:人道支援を
- 今年の初めから、マリにおいて、人道支援を必要とする人々が増え、390万人(国民5人に1人の割合)に達した。国連人道問題調整事務所(OCHA)が発表した。
- ケニア:マラリア予防
- 世界保健機関(WHO)が明らかにしたところによれば、ケニアにおいて、世界初となるマラリアワクチン投与の治験が開始した。
2019年09月12日News in Briefから
- 西岸:事務総長、声明
- イスラエルのネタニヤフ首相がこのたびヨルダン渓谷と死海の北部地域をイスラエルに併合することを選挙公約として示したことについて、グテーレス事務総長は声明を発し、もしも実行されるとすれば、国際法の重大な侵害となると述べた。
- 子どもたちに予防接種を
- 世界保健機関(WHO)はこのたび、予防接種で防げる疾病に立ち向かい、接種に関する誤情報の広がりと闘うべく、欧州連合(EU)との協力に合意した。
- 香港:抗議活動
- 香港における抗議活動が3か月目に入るなか、国連の独立人権専門家たちは香港当局および中国政府に対し、平和的な集会に参加する人々を全面的に保護するよう訴えた。
2019年09月11日News in Briefから
- 南スーダン:食料不足
- ユニセフ、国連食糧農業機関(FAO)、世界食糧計画(WFP)が南スーダン政府と協力し、”Integrated Food Security Phase Classification”と題する報告を作成。報告によれば、南スーダンにおいては情勢改善がみられるものの、同国の半分以上の人々は食料が得るのが困難な状況にある。
- UNRWAに対する支援を
- 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のピエール・クレヘンビュール事務局長はアラブ連盟サミットで演説し、アラブ諸国に対し、パレスチナ難民への財政的、政治的支援を求めて訴えた。
- モンゴル:鉱工業と人権
- 「対外債務と人権に関する独立専門家」はモンゴルへの10日間に及ぶ訪問を終えるにあたり、鉱工業が経済的、社会的、文化的な権利のための変容的役割を果たし、人間開発を促進しなければならないとの旨を述べた。
2019年09月10日News in Briefから
- ニカラグア:人権侵害の危機
- ニカラグアにおける人権侵害危機は対話を通じて平和的に解決することができる。バチェレ人権高等弁務官が人権理事会で演説し、昨年の政府に対する抗議デモの参加者が拷問されたり、殺害されたりしたと疑われることについて憂慮を表明した。
- ロヒンギャ:豪雨に苦しむ
- ミャンマーからバングラデシュに流出したロヒンギャの人々が避難するキャンプが豪雨や土砂崩れによって深刻な影響を受けている。世界食糧計画(WFP)が警告した。
- リビア人避難民、ルワンダへの移送
- ルワンダとアフリカ連合(AU)がこのたび合意を成立させ、過酷な状況が続くリビア拘束施設から難民たちをルワンダに移送し、保護することが決まった。
2019年09月09日News in Briefから
- アマゾン:人権高等弁務官、演説
- バチェレ人権高等弁務官は人権理事会で演説し、アマゾンの森林火事について、「私たちは文字通り、未来を燃やしている」と述べた。
- ベネズエラ:情勢が悪化
- バチェレ人権高等弁務官は人権理事会で演説し、ベネズエラ情勢の悪化が同国の人々に壊滅的な影響を与えていると述べた。
- バハマ:ハリケーンで被害
- ハリケーン・ドリアンによる被害を受けたバハマの人々への支援活動が続くなか、世界保健機関(WHO)は初動段階のヘルスケアとその他のニーズを満たすための資金として350万ドルの拠出を求めるアピールを発出。
2019年09月06日News in Briefから
- イエメン:援助資金不足
- 国連人口基金(UNFPA)によれば、援助資金が深刻に不足し、100万人を超える女性のためのリプロダクティブ・ヘルス関連サービスが危機的状況に瀕している。
- バハマ:ハリケーン・ドリアン
- ハリケーン・ドリアンに襲われたバハマにおいて、国連およびその他の援助団体が人道ニーズに対応すべく活動しているが、死亡者数は非常に多くなることが恐れられている。
- マリ:コミュニティー理解
- 国連人道問題調整事務所(OCHA)は現在、援助活動家たちが、拡大する暴力や過激派に脆弱なコミュニティーのニーズをよりよく理解するのを手助けするための試験的なプロジェクトを進めている。
2019年09月05日News in Briefから
- FB、予防接種に一役
- Facebookが予防接種に関する正しい情報の拡散に協力していることについて、世界保健機関(WHO)は歓迎の意を表明。
- 技術進展の影にデジタル格差
- 南アフリカで開かれている世界経済フォーラムで、アミーナ・モハメッド副事務総長は演説し、技術革新が大きな発展をもたらした影で、デジタル格差という問題が生まれていることに警鐘を鳴らした。
- シリア:食料価格上昇
- 国連食糧農業機関(FAO)と世界食糧計画(WFP)が発表した共同報告によれば、シリアは、治安の改善と適度な雨量によって、食料収穫が改善した結果、価格も上昇し、人々が食料を入手するのが難しくなっている。
2019年09月04日News in Briefから
- 栄養改善で命を守る
- 世界保健機関(WHO)はこのたび、”Essential Nutrition Actions”と題する報告書を発表。より良い食習慣に的をしぼって保健衛生サービスを改善することができれば、370万人の命を救うことができる、と報告は述べる。
- オンラインいじめ
- ユニセフが開発したU-Reportの調査によれば、30か国の若者の3人に1人の割合でオンランいじめを経験したことがあり、5人に1人はそのために学校を休んだことがある。
- ブルンジ:恐怖の雰囲気
- ブルンジに関する調査委員会がこのたび発表した報告書によれば、ブルンジにおいて、2020年の選挙を前に、恐怖の雰囲気がいたるところにあり、人道に対する罪を含み、深刻な人権侵害が太湖地域で続いている。
2019年08月30日News in Briefから
- 難民の子どもたちと教育
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、難民の子どもたちが百万人単位で教育を受けられずにいるとして、難民受け入れ国に対し、対策を講じるよう訴えた。
- ウガンダでエボラ感染
- 世界保健機関(WHO)によれば、コンゴ民主共和国において、エボラ感染が広がり続けるなか、隣国ウガンダでも感染者が発生した。
- 東ティモール:住民投票20周年
- 東ティモールの独立を決めた住民投票から20年が経った。グテーレス国連事務総長は声明を発し、同国の成果を称賛した。
2019年08月29日News in Briefから
- 欧州:はしかの脅威
- ヨーロッパにおいて、はしか根絶に向けた勢いが弱くなっている。はしか・風疹の根絶のための欧州地域検証委員会(RVC)が警告を発した。
- 核実験に反対する国際デー
- 毎年8月29日は、核実験に反対する国際デー。今年は、カザフスタンのセミパラチンスクで初の核実験が行われてから50年目。
- コロンビア:障害者の権利
- コロンビアにおいて、障害者の権利を保証する法律がつくられた。障害者の権利に関する特別報告者カタリーナ・デバンダス氏は歓迎の意を表明した。
2019年08月28日News in Briefから
- イラク:安保理、情勢報告
- イラクに展開する国連ミッションUNAMIを率いるヘニス・プラサハート特別代表は水曜日、安保理に対し、ビデオ会議で情勢報告し、活動資金の不足を訴えた。
- 予防接種:誤情報に注意
- 予防接種に関する誤情報の感染・拡散力は、感染症と同程度に危険である、と世界保健機関(WHO)のテドロス・ゲブレイェスス事務局長が訴えた。一方、同事務局長は、予防接種に関して証拠に基づいた情報を提供しているソーシャルメディアのピンタレストに謝意を表明した。
- カナダ:先住民女性の人権
- カナダにおいて、このたび、先住民の女性を差別する法律が撤廃されたことについて、女性に対する暴力に関する国連特別報告者が歓迎の意を表明。
2019年08月27日News in Briefから
- ネパール:広範な人権侵害
- 国連人権委員会はこのたび、ネパールで8歳から一日18時間の労働を強いられたとする少年からの個人申し立てに関する決定を下し、ネパール政府当局に対し、少年への謝罪と補償を求めるとともに、同国における人権侵害が広範で体系的であるとした。
- コンゴ:エボラ新規感染なし
- コンゴ民主共和国のゴマ市においてエボラの新規感染報告がない状態が21日間(感染から発症までの潜伏期間)続き、世界保健機関(WHO)は歓迎の意を表明。エボラ流行の収束が宣言されるためには、あと21日感染報告がない状態が続くことが必要。
- 核実験に反対する国際デー
- 8月29日は、核実験に反対する国際デー。グテーレス事務総長は声明を発し、核実験を終らせるために、グローバルな支援を拡大するよう訴えた。
2019年08月26日News in Briefから
- 気候変動に具体的行動を
- グテーレス事務総長は月曜日、G7が開かれているフランスのビアリッツからツイッターで発信し、気候変動に対して、一層の具体的な行動を呼びかけた。
- 中央ア:WFPに追加的支援を
- 世界食糧計画(WFP)の報道官が月曜日、中央アフリカ共和国を訪問。バンバリの国内避難民キャンプの食料配給所を視察した報道官は追加的な資金拠出を求めて訴えた。
- ギリシャ:子ども移民への対応を
- ギリシャのレスボス島にある移民受け入れ施設で、アフガニスタン人少年が(15歳)がナイフの傷が原因で死亡した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は同国当局に対し、移民の若者たちの安全を確保するための一層の取り組みを訴えた。
2019年08月23日News in Briefから
- サヘル:紛争で学校閉鎖
- ユニセフの報告書によれば、アフリカ西部および中部で、生徒、教員、学校に対する意図的な襲撃事件が増加し、昨年、閉鎖した学校が3倍になった。
- スーダン:鉄砲水で死傷者
- 国連人道調整事務所(OCHA)によれば、スーダンで先月発生した鉄砲水で54人が死亡し、同国全土で19万4,000人が影響を受けている。
- コンゴ:エボラとの闘い
- コンゴ民主共和国でエボラ感染が拡大しているものの、世界保健機関(WHO)はその勢いは低下しているとし、根絶の可能性に楽観的な見方を示した。
2019年08月22日News in Briefから
- 宗教に基づく暴力の犠牲者
- 8月22日は、宗教および信条に基づく暴力行為の犠牲者を記念する国際デー。今年5月、国連総会が決議を採択し指定した。グテーレス事務総長はメッセージを発し、宗教と信条に基づく暴力の犠牲者に対する揺るぎない支持を再確認した。
- アジア太平洋:気候変動と災害
- 国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)、「アジア太平洋地域の災害報告」と題する報告書を発表。過去2年間に同地域で発生した自然災害の規模は事前の想定を超えている、と報告は述べる。
- ブルキナファソ:襲撃事件
- ブルキナファソのクドゥグ軍事キャンプが8月19日に襲撃された事件について、グテーレス事務総長は非難するとともに、犠牲者の遺族に深い弔意を示した。
2019年08月21日News in Briefから
- イエメン:資金不足
- 国連加盟国の誓約した資金が拠出されずにいることから、国連はイエメンにおける人道援助活動を停止せざるを得ない。同国を担当する国連人道調整官Lise Grandi氏が明らかにした。
- シリア:市民の犠牲
- シリアのイドゥリブであらたな軍事攻勢が予想され、その場合、さらに大多数の市民が犠牲となる。グテーレス事務総長は声明を発し、同地での戦闘拡大に憂慮を示した。
- ソマリア:安保理、情勢報告
- ソマリアに展開する国連ミッションの代表を務めるジェームズ・スワン氏は安保理で情勢報告を行い、同国において勇気づけられる進展がみられる一方で、治安状況は依然、深刻であるとの旨を述べた。
2019年08月20日News in Briefから
- イエメン:南部で戦闘
- イエメン南部で、以前フーシと戦っていた共闘勢力の間で戦闘が発生したことは、現在の紛争が終結しなければならないことを明確に示している。国連特使のMartin Griffiths氏が安保理で情勢報告し、述べた。
- リビア:空爆で市民に犠牲
- リビア南部のMurzuqにおいて戦闘が拡大。空爆などで、少なくとも90人が死亡し、千単位の人々が避難民となった。
- ベネズエラ:子どもたち支援を
- ユニセフはこのたび、ベネズエラで窮状にあえぐ90万人の若者たちの命を救うための支援を求めてアピールを発した。
2019年08月19日News in Briefから
- アフガニスタン独立100周年
- アフガニスタン、独立100周年。最近、一連のテロ襲撃事件が発生したが、国連アフガニスタン支援団(UNAMA)の山本代表は月曜日、声明を発し、同国がその歴史上、重大な時期を迎えているとの旨を述べた。
- 8月19日は、世界人道デー
- 毎年8月19日は、世界人道デー。2008年、国連総会がこの国際デーを指定した。国連によれば、2018年だけで、131人の児童援助活動家が襲撃されて死亡し、144人が負傷したほか、130人が拉致された。
- イエメン:紛争停止を
- イエメンを担当するグランデ人道調整官はアピールを発し、あらためて紛争停止を求め、紛争当事者に対し、武器を置くよう訴えた。
2019年08月16日News in Briefから
- コンゴ:武装民兵の残虐行為
- コンゴ民主共和国の北東部から十万単位の人々が暴力を逃れて流出してから2か月が経過。国連人道援助活動家たちは、武装民兵たちがその安全な帰還を不可能にしていると警告した。
- ロヒンギャ:若者たちに教育を
- ユニセフはこのたび報告書を発表し、バングラデシュにおいて希望をもてない状況で日々を送っているミャンマーのロヒンギャの若者たちの教育と訓練への投資を訴えた。
- ジンバブエ:抗議デモと人権
- 国連人権高等弁務官事務所はアピールを発し、ジンバブエ当局に対し、抗議デモに参加する人々の声に耳を傾け、暴力的な鎮圧をやめるよう訴えた。
2019年08月13日News in Briefから
- エボラ新薬に効果
- 世界保健機関(WHO)によれば、コンゴ民主共和国のゴマ治療センターでエボラ患者に試された治験薬に著しい効果がみられた。
- イラクでの裁判と人権
- 国連の独立人権専門家はこのたび、イラクにおいてフランス人容疑者の刑が不公正な裁判で決められた疑いが高いとする声明を発し、フランスに対して、刑の執行を待つ7人を帰還させるよう訴えた。
- 地中海:流出民の上陸許可を
- 欧州連合(EU)は、地中海で救出された500人以上の人々-その多くはリビアから流出―の上陸を許可すべきである、と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が訴えた。
2019年08月09日News in Briefから
- イエメン:食料援助再開へ
- フーシ反政府勢力によって援助が必要な人々に届くことが保証されたことを受けて、イエメンの首都サナアにおいて、85万人に対する食料援助が2か月ぶりに再開する。
- ロヒンギャ難民にIDカード
- ミャンマーから暴力を逃れてバングラデシュに流出したロヒンギャの人々に対して、国連が求めていたIDカードが発行されることになった。帰還の権利を守ることを目的とする。
- マリを流出する人々の保護を
- マリにおける人道および治安状況が悪化していることから、近隣諸国は同国を流出する人々に対し保護を提供すべきである、と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が訴えた。
2019年08月08日News in Briefから
- 気候変動:食料への影響
- 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が気候変動と陸地に関する特別報告を発表。気候変動の前例を見ない影響が世界の食料安全保障を危機にさらしている、と報告は訴える。
- リビア:政治家の拉致
- リビア政治家のSiham Sergawa氏がベンガジの家から乱暴に拉致された事件について、同国に展開する国連ミッションUNSMILは徹底的な調査を求めた。
- 中東・北アフリカの子どもたち
- ユニセフはこのたび、”MENA: Investing in children and youth today to secure a prosperous region tomorrow”と題する報告を発表。中東・北アフリカ諸国の政府が平和と安定を優先して取り組まなければ、この地域は持続可能な開発目標(SDGs)を達成することができないだろう、と報告は述べる。
2019年08月07日News in Briefから
- メキシコ:強制失踪への責任
- 国連の独立人権専門家はこのたび、メキシコで2010年に男性が警察に連れ去られた事件について、同国政府が徹底的な調査を実施するよう求めた。
- イスラエル:入植地拡大
- イスラエル政府が西岸地区で大規模な入植地拡大を計画していることについて、中東和平プロセス特別調整官は著しい国際法違反であるとの旨を述べた。
- 緑の革命に変容を
- アジア太平洋地域におけるいわゆる緑の革命の先進的精神は変容され、新しい技術によって、今日のますます複雑化した栄養ニーズを満たすようにしなければならない、と国連食糧農業機関(FAO)が述べた。
2019年08月06日News in Briefから
- イタリア:救出船に罰金
- イタリアの国会議員たちの間で同国沿岸沿いに救出活動を行う船や団体に100万ユーロの罰金を科すことに向けた動きがみられることについて、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が警告を発した。
- ヘイト攻撃からの保護を
- バチェレ人権高等弁務官はこのたび、週末に米国で起こった襲撃事件を非難し、米国ばかりではなく、すべての国が差別をなくすためにさらなる努力を払うよう訴えた。
- カシミールでの進展:人権に影響
- インド政府がこのたびカシミールの地位に関する憲法の一部廃止を決めたことについて、国連人権高等弁務官事務所は民主的自由を危うくするものであるとの旨を述べた。
2019年08月05日News in Briefから
- 米国:テキサス州で襲撃
- グテーレス事務総長は声明を発し、米国のテキサス州で起こった襲撃事件について、テロ襲撃事件であるとして、非難した。
- ミャンマー:ビジネスと軍隊
- ミャンマーの軍隊が国際的・国内的ビジネス取引で稼ぐ資金が罪を問われずに重大な人権侵害を犯す能力を大きく高めている。ミャンマーに関する国連の独立事実調査団が報告を発表して述べた。
- リビア:空港襲撃事件
- 国連事務総長特別代表Ghassan Salame氏は声明を発し、リビアの首都トリポリのミティガ空港の無差別襲撃事件を非難した。
2019年08月02日News in Briefから
- コンゴ:安保理、エボラに憂慮
- 安保理は声明を発し、コンゴ民主共和国におけるエボラ発生について深刻な懸念を表明。また人道医療要員に対する襲撃事件を強く非難し、すべての武装グループの敵対行為の即時停止を求めた。
- エチオピアで植樹キャンペーン
- 国連環境計画(UNEP)によれば、エチオピアで、森林伐採と気候変動の影響を緩和するため、大々的な植樹キャンペーンが開始。
- 世界スカウトジャンボリー
- 世界スカウトジャンボリーで、参加者たちは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が用意した360度動画によって、世界中の難民たちとつながり、その苦境を体験した。
2019年08月01日News in Briefから
- アフガニスタン:安保理声明
- アフガニスタン西部において、市民が乗ったバスに対する襲撃事件が発生。安保理は声明を発し、憎むべき卑怯な行為として非難した。
- UNRWA:事務局長代行、任命
- 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の不正疑惑に関する調査が進むなか、国連はUNRWAの事務局長代行を任命した。
- 世界母乳育児週間、スタート
- 8月1日、世界母乳育児週間がスタート。乳児は生後半年間、母乳で育てられることが推奨されているが、現在、世界の乳児6割近くはそのように育てられていない。ユニセフが警告した。
2019年07月31日News in Briefから
- コンゴ:エボラ対策
- コンゴ民主共和国のゴマにおいて、エボラ感染による2人目の死亡者がでた。国連は現在、同国におけるエボラ拡散を食い止めるべく集中的に取り組んでいる。
- ラテンアメリカの経済低下
- ラテンアメリカ・カリブ地域において経済成長が低下し続けている。国連ラテンアメリカ経済委員会(ECLAC)が同地域の経済見通しを発表して明らかにした。
- トゥーンベリさん、気候サミットへ
- グレタ・トゥーンベリさんは気候行動サミットへの出席を決めた。グテーレス事務総長はトゥーンベリさんの世代こそ気候変動の危機をよく理解しているとその参加に期待を示した。
2019年07月25日News in Briefから
- ソマリア:テロ襲撃
- ソマリアの首都モガディシュで市長事務所を狙ったテロ襲撃事件が発生し、6人が死亡し、複数の負傷者がでた。グテーレス事務総長は声明を発し、これを非難した。
- IAEA事務局長代行任命
- 国際原子力機関(IAEA)の天野事務局長の死去にともなって、事務局長代行として、Cornel Feruta氏が任命された。
- イエメン:バッタの大群
- イエメンおよびアフリカの角の国々がバッタ大群の襲来に直面するリスクが高くなり、今後3か月間の農業生産に脅威を及ぼしている。国連食糧農業機関(FAO)が警告した。
2019年07月24日News in Briefから
- イノベーション報告
- 世界知的所有権機関(WIPO)は水曜日、グローバル・イノベーション・インデクス報告(GII)を発表。イノベーションが進んだ国をランキングした。一位はスイス。
- イエメン:ユニセフ、現金配布
- 紛争が5年目を迎えるイエメンにおいて、ユニセフは百万単位の人々に対し、日々の緊急ニーズを満たすための現金を配布した。
- コンゴ:エボラ対策
- コンゴ民主共和国の北キブとイトゥリの両州において、エボラ感染者が91人発生し、そのうち75人が死亡した。
2019年07月23日News in Briefから
- シリア:人道状況悪化
- シリアにおいて反政府勢力の支配下に置かれた最後の州、イドリブの人道状況が悪化している。国連人道問題調整事務所(OCHA)が警告した。
- 欧州:記録的熱波
- 世界気象機関(WMO)によれば、今週、ヨーロッパの多くの地域が熱波に襲われている。一部の国々を襲う熱波は観測史上最高となる見込み。
- バングラ:広範な洪水
- コックスバザール難民キャンプを含む、バングラデシュの多くの地域において、豪雨が続き、大洪水と破壊をもたらしている。
2019年07月22日News in Briefから
- 天野IAEA事務局長、死去
- 国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長(72歳)が死去。グテーレス事務総長は、核技術の平和的利用への顕著な貢献、各国間の協力へのコミットメントを称え、哀悼の意を表した。
- マリ:イギリス、兵士派遣へ
- イギリスは来年、マリで展開する平和維持活動MINUSMAの兵力増強のため、自国兵士250人を同国に派遣する。
- アフガニスタン:記者殺害
- アフガニスタンにおいて、ラジオ放送記者が殺害された。国連教育科学文化機関(UNESCO)のアズレー事務局長は声明を発し、これを非難した。
2019年07月19日News in Briefから
- 6月、観測史上最も暑い月に
- 世界気象機関(WMO)によれば、今年6月は観測史上もっとも暑い月となった。これまでの温度が高い10回の6月のうち9回は2000年以降に記録された。
- コンゴ:エボラ対策支援を
- 世界保健機関(WHO)報道官はジュネーブで、コンゴ民主共和国におけるエボラ対策の支援を求めるとともに、同国がエボラ以外にも多くの困難に直面していることを訴えた。
- ベネズエラから流出する人々
- ベネズエラから経済的・政治的理由で流出する人々の半分以上が生存のために、物乞いをしたり、子どもたちに仕事をさせたり、ひどい場合には性労働をさせたりせざるを得ない状況に陥っている。
2019年07月18日News in Briefから
- イタリア:移民救出の非犯罪化を
- 人権理事会が任命した独立の人権専門家たちは本日、共同声明を発し、イタリアが地中海での移民救出に関する立場について再考するよう訴えた。
- ミャンマー:女児の性的売買
- ミャンマーのチン、ラカイン両州で分離派と国軍の戦闘が続くなか、9歳ほどの女児たちが性労働のため海外に売られている。国連人権理事会が任命した特別報告者が述べた。
- 飢餓根絶目標、厳しい状況
- 国連食糧農業機関(FAO)は報告書を発表し、持続可能な目標(SDGs)のなかの飢餓根絶の目標は達成に向けて厳しい状況にあることを訴えた。
2019年07月17日News in Briefから
- 戦争犯罪:逃亡者逮捕を
- 国際刑事裁判所残余メカニズムのSerge Brammerts検察官は安保理で演説し、ジェノサイドなどを犯した罪で起訴されながら逃亡している者たちを逮捕するために一層の協力が必要であるとの旨を述べた。
- ハンガリー:移民危機の政治化
- 移民の人権に関する特別報告者Felipe González Morales氏は水曜日、移民危機の政治化に深い懸念を表明し、ハンガリー政府に対し、移民問題に対してそのような形で危機を煽るアプローチをやめるよう訴えた。
- ロシア先住民、ジュネーブで訴え
- ジュネーブで先住民に関する会合、開催。ロシア連邦のカレリアから参加したAlexey Tsykarev氏は、地球の温暖化が先住民の間で何世紀にもわたって引き継がれてきた文化や伝統を脅かしているかを語った。
2019年07月16日News in Briefから
- コンゴ:エボラ感染深刻
- コンゴ民主共和国におけるエボラ感染拡散の状況を国際的な保健緊急事態と宣言するかどうかと決めるための専門家会合がジュネーブで水曜日午後開催される。その開催を前に、ユニセフは、前回のエボラ拡散のときよりも多くの子供が感染しているとして警告を発した。
- 小島嶼開発途上国と肥満
- 小島嶼国開発途上国における人々の肥満の問題が気候変動の影響により悪化している。国連食糧農業機関(FAO)が述べた。
- イエメン:停戦の強化を
- イエメンにおいて、同国政府と反政府勢力フーシ派との間で、フダイダ港をめぐる紛争停止の強化のための合意が成立した。
2019年07月15日News in Briefから
- 飢餓人口:8200万人
- 世界食糧農業機関(FAO)はこのたび、世界食糧報告2019年(The State of Food Security and Nutrition in the World 2019)を発表。報告によれば、10年間にわたり飢餓人口は減少してきたものの、過去3年間でその数は緩慢に増加してきた。
- 世界の子どもに予防接種を
- ユニセフと世界保健機関(WHO)の共同報告によれば、2018年、紛争、コスト、安易な現状是認といった原因によって、世界中で10人に1人以上(およそ2,000万人)が命を救う可能性が高い予防接種を受けられなかった。
- コンゴ:エボラ対策支援を
- コンゴ民主共和国において、エボラ感染が広がる地域の保健衛生改善に取り組む人々が襲われ、死傷者がでたことは、この感染症との闘いを進めるためには一層の国際支援が必要であることを示唆している。ロウコック人道問題担当事務次長がジュネーブで述べた。
2019年07月12日News in Briefから
- シリア:病院に対する襲撃
- シリア北東部に建つ複数の保健衛生施設が空爆を受けたことについて、グテーレス事務総長は声明を発し、強く非難した。
- イエメン:30人への死刑判決
- イエメンの首都サアナにおいて、30人が死刑判決を受けたことについて、国連人権高等弁務官事務所は憂慮を示し、警告を発した。
- フィリピン:薬物取締と人権
- 人権理事会は決議を賛成18、反対14、棄権15で採択し、フィリピン政府に対し、同国による「薬物に対する戦争」について調査することを決めた。
2019年07月11日News in Briefから
- コンゴ:はしか予防接種
- エボラ感染が流行するコンゴ民主共和国北東部において、はしかのワクチン投与キャンペーンが始まった。ユニセフはイトゥリ州の子ども6万7,000人にワクチン投与することをめざすとしている。
- バングラ:豪雨続く
- バングラデシュ南部で豪雨が続き難民が窮状に陥っている。国連の援助チームによれば、一日だけで6件の土砂崩れが発生し、より多くの人が損壊したシェルターから避難することを余儀なくされた。
- 表現の自由の保護を
- 表現の自由に関する特別報告者David Kaye氏はすべての国に対し、デジタルおよび従来のメディアにおける表現の自由のための環境を創出するよう求めた。
2019年07月10日News in Briefから
- ナイロビで対テロ国際会議
- ケニアの首都ナイロビで、対テロリズムに関する国際会議が開催。グテーレス事務総長は同会議に参加、演説し、テロリズムが拡散し、地域を不安定化していると警告した。
- ロヒンギャの人権保護を
- ケイト・ギルモア国連人権副高等弁務官が人権理事会で演説し、ミャンマーのラカイン州においてロヒンギャが酷い扱いを受けているとし、同国に対し、その無国籍状態を終らせるよう促した。
- ウクライナ:武力紛争5年
- ウクライナ東部で政府と親ロシア分離派間の武力紛争が勃発してから5年。ギルモア人権副高等弁務官は500万人が引き続く敵対状況の直接的な影響を受けているとし、同国当局に対し、公正のための真剣な取り組みを求めた。
2019年07月09日News in Briefから
- SDGs:教育に一層の努力を
- 国連教育科学文化機関(UNESCO)は「コミットメントを超えてーいかに各国はSDG4を達成するか(BEYOND COMMITMENTS ~HOW COUNTRIES IMPLEMENT SDG 4)」と題する報告書を発表。報告によれば、各国の努力はまだ足りず、このままでは、10年経っても、6歳から17歳の若者の6人に1人は学校に通えない。
- WHO必須医薬品リスト改訂
- 世界保健機関(WHO)の必須医薬品リストが改訂された。そのなかには、注射ではなく飲むタイプの新しいがん治療・薬品が含まれる。
- スーダン:対話で解決を
- ギルモア人権担当事務次長補が本日、人権理事会で演説。スーダンにおける治安部隊による抗議デモ参加者への暴力について、独立の調査が行われるべきであるとの旨述べた。
2019年07月08日News in Briefから
- カシミール:市民の犠牲、最多に
- 国連人権高等弁務官事務所の報告によれば、カシミールで、今年4月までの一年間に紛争の犠牲となって死亡した人が過去10年間で最多を記録した。
- 世界じゅうで起こる殺人の多さ
- 国連薬物犯罪事務所(UNODC)によれば、世界中で2017年に殺された人は46万4,000人。これは同期間の武力紛争下での死者の5倍。
- 子どもたちを募っているネオナチ
- ヨーロッパと北アメリカで、ネオナチの思想が拡散している。人種主義、排外主義に関する人権特別報告者は、ヘイトグループがインターネットでメンバーを募集し、しばしば、子どもたちを狙っていることに警告を発した。
2019年07月05日News in Briefから
- リビア:空爆で子ども犠牲に
- リビアの首都トリポリにある移民難民収容センターに対する空爆の犠牲者は、死者53人、負傷者130人超。国際移住機関(IOM)によれば、死者のなかには6人の子どもが含まれる。
- 地中海で多数の移民が溺死
- 国際移住機関(IOM)によれば、今週、リビアから欧州にたどり着こうとした移民80人以上が地中海で船が転覆して溺死した。
- バングラ:ロヒンギャ難民の窮状
- バングラデシュにおいて豪雨が3日間続き、土砂崩れが多数発生し、ミャンマーから流入したロヒンギャ難民を収容するシェルターや備蓄食料が損壊。
- ベネズエラ:人権の保護を
- 国連人権理事会で通常会期が開催されるなか、バチェレ国連人権高等弁務官は記者団に対し、ベネズエラ政府が人権侵害に対処すべく、同弁務官事務所と協力する用意があることに期待するとの旨を述べた。
2019年07月04日News in Briefから
- ウクライナ:暴力拡大
- ウクライナにおいて、暴力の拡大が50万人の若者を含め、百万単位の人々の安全な水へのアクセスに脅威を及ぼしている。ユニセフが警告した。
- ガザ:食料支援
- ガザにおいて、世界食糧計画(WFP)は、さらに1万2,000人に対する支援を提供すべく、活動を拡大した。これらの人々は深刻な貧困と食料不足に直面している。
- ILO: 労働者の収入データ
- 国際労働機関(ILO)によれば、世界の高所得者たちは過去10年半ほどの間に収入を増やしたが、一方で、その他の人々の収入は減少した。
2019年07月03日News in Briefから
- リビア:首都トリポリで空爆
- リビアの首都トリポリにおいて、移民・難民の収容所に対する空爆があり、少なくとも44人が死亡し、130人以上が重傷を負った。バチェレ国連人権高等弁務官、UNHCR、IOMなどが声明を発し、非難した。
- ミャンマー:人権状況悪化
- ミャンマーに関する特別報告者Yanghee Lee氏は人権理事会で演説し、同国の人権状況が悪化したとして、ラカイン州における戦争犯罪、少数者の処遇、環境への懸念を示した。
- インド:アッサム州の人権に憂慮
- インドのアッサム州において、外国人に対する嫌悪的、排外的な雰囲気が高まり、ソーシャルメディア上でヘイトスピーチが増加している。国連の複数の独立専門家たちが合同で懸念を表明。
2019年07月02日News in Briefから
- コンゴ:食料支援、増加
- コンゴ民主共和国のイトゥリにおいて、食料不足が深刻な状況となっている。世界食糧計画(WFP)がその地域の状況をイエメンに次ぐ世界第2の飢餓危機であるとしたことを受けて、食料支援の量が3倍に増やされた。
- ジカ熱:引き続き注意必要
- 世界中でジカ熱の感染状況は低くおさえられているが、妊婦やジカ熱の感染が発見された土地に旅行をした後に出産を考えているカップルは感染のリスクと結果を十分に考慮する必要がある、と世界保健機関(WHO)が警告。
- エリトリア:人権理で扱い
- 人権理事会でこのたび、Daniela Kravetz特別報告者は、エリトリアとエチオピアによる持続的な平和への歩みを歓迎する一方、エリトリアにおける人権侵害が執拗に続いている旨を述べた。
2019年07月01日News in Briefから
- 熱ストレス:世界経済に影響
- 国際労働機関(ILO)がこのたび発表した報告書によれば、仕事場での気候変動に関係する熱ストレスの増加が世界の生産性と経済損害に多大な影響を与える。
- 緊急の再定住を必要とする難民
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が発表した報告書によれば、来年、60を超える国において140万人以上の難民が再定住を必要とするだろう。
- ベラルーシ:人権委訴えの個人処刑
- ベラルーシにおいて、市民的、政治的権利に関する委員会に人権侵害を訴えた個人が処刑されていることについて、国連の人権専門家たちが非難し、処刑を止めるよう求めた。
2019年06月28日News in Briefから
- コンゴ:エボラとの闘い
- コンゴ民主共和国北東部において、国連人権高等弁務官の調査が今月6月の虐殺事件を結論づけるなか、エボラ感染との闘いが続いている。
- もっとも暑い過去5年間
- 世界気象機関(WMO)によれば、過去5年間、世界の気温はもっとも暑かった。
- 移民の子どもたちの窮状
- 国際移住機関(IOM)とユニセフが発表した報告によれば、2014年から2018年までの間に、約1,600人の子ども(1日に1人の割合)が死亡したか行方不明になっている。
2019年06月27日News in Briefから
- 米国/メキシコ:移民水死
- 米国とメキシコの国境のリオグランデ川で水死した移民の親子の写真が公開され、激しい議論を巻き起こしている。ユニセフのフォア事務局長が声明を発し、各国に脆弱な人々の保護を訴えた。
- メキシコ:収容所の2人解放を
- 恣意的拘束に関する作業部会はメキシコ当局に対し、10年以上にわたって拘束され、拷問も受けていると疑われる男性二人を解放するよう訴えた。
- トラコーマ:根絶へ一歩近づく
- 世界保健機関(WHO)が本日発表したところによれば、2002年から2019年にかけて、トラコーマの罹患者が大幅に減少し、根絶に向けて一歩近づいた。
2019年06月25日News in Briefから
- 監視技術にモラトリアムを
- 表現の自由に関する特別報告者、デビッド・ケイ氏はこのたび、人権理事会に報告書を提出。実効的な国家的・国際的コントロールが確立するまでの間、監視技術は即時に禁止されるべきである、と報告は述べる。
- サハラ砂漠:移民救出
- 2016年以降、北アフリカに到着しようとして、密輸業者によってサハラ砂漠に置き去りにされ、救出された移民が約2万人にのぼる。国際移住機関(IOM)が発表した。
- インド:栄養不良に警告
- 世界食糧計画(WFP)がこのたび警告したところによれば、インドにおいて栄養不良との闘いは進展をみせているものの、依然として、同国の多くの地域において、子どもたちが10人のうち3人以上の割合で発育不良である。
2019年06月24日News in Briefから
- ISIL家族、劣悪条件で拘束
- 国連人権高等弁務官は月曜日、人権理事会の今会期で開幕演説し、ISIL外国人テロ戦闘員と疑われる人々とその家族がシリアとイラクにおいて劣悪な条件で拘束されているとして、その公正な扱いを求めた。
- グローバル難民フォーラム開催へ
- 今年12月17日と18日の両日、ジュネーブで、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が初のグローバル難民フォーラムを主催する。UNHCRが発表した。
- FAOの新事務局長、選出
- 国連食糧農業機関(FAO)はこのたび、新しい事務局長に中国人のQu Dongyu氏を選出した。同氏は、中国農業農村部の副部長。
2019年06月21日News in Briefから
- イエメン:WFP支援、部分撤退
- 世界食糧計画(WFP)は金曜日、イエメンにおいて反政府勢力のフーシが支配する地域への支援の部分的撤退をスタートすることを確認した。
- 中央アフリカ共和国:食料危機
- 中央アフリカ共和国が深刻な食料不足に直面している。世界食糧計画(WFP)は国際社会に対し、支援提供を求めて訴えた。
- 北朝鮮:人権状況の改善を
- 国連の独立人権専門家、トマス・オヘア・キンタナ氏はこのたび、朝鮮民主主義人民共和国に対して、人々の窮状を和らげるよう訴えた。
2019年06月20日News in Briefから
- コンゴ:エボラを抑えるために
- 世界保健機関(WHO)のテドロス・ゲブレイェスス事務局長は、コンゴ民主共和国において発生したエボラ感染の広がりを止めるためには党派を超えた政治的協力とコミュニティーのオーナーシップが必要であるとの旨を述べた。
- 6月20日は、世界難民の日
- 毎年6月20日は、世界難民の日。国連教育科学文化機関(UNESCO)は報告を発表し、過酷な出来事を体験しトラウマを負った移民・難民の子どもたちに精神的な支援を提供する教員たちに向けたより良い訓練が必要であるとの旨を述べた。
- 6月21日は、ヨガの国際デー
- 毎年6月21日は、ヨガの国際デー。今年の国際デーは、古来からのヨガの実践による気候行動(Climate Action)への貢献を考える。
2019年06月19日News in Briefから
- カショギ氏:独立専門家報告
- 裁判外処刑に関する特別報告者はこのたび報告書を発表し、ジャーナリストのカショギ氏はサウジアラビアが責任を有する裁判外処刑の犠牲者であると述べた。
- 世界の避難民、20年で倍増
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が発表した報告書によれば、世界で紛争や迫害などによって自らの家を追われた人は過去20年で倍増し、2018年には7千万人を超えた。
- 韓国:北朝鮮に対して支援提供
- 韓国はこのたび、朝鮮民主主義人民共和国の人々を支援すべく、米5万トンと現金450万ドルを提供。世界食糧計画は謝意を表明した。
2019年06月18日News in Briefから
- コンゴ:暴力を逃れる人々
- 今月、コンゴ民主共和国北東部での民族間暴力を逃れて30万人以上が流出した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はこの数日間で状況が悪化していると警告を発した。
- エジプト:元大統領、死去
- エジプトのムルシ元大統領の突然の死去をめぐる状況について、国連人権高等弁務官事務所は独立の調査を求めた。
- クウェート/パキスタンで記録的暑さ
- 世界気象機関(WMO)によれば、クウェートとパキスタンにおいて、摂氏54度と、もっとも高い気温が記録された。
2019年06月17日News in Briefから
- イエメン:深刻な人道状況
- 世界食糧計画(WFP)のビーズリー事務局長は安保理で演説し、イエメンにおいて、子どもたちが日々、不必要に命を落としており、また、その人道状況は深刻であるとの旨を述べた。
- 世界人口見通し、発表
- 「世界人口見通し2019年」、発表。同報告書によれば、現在、世界人口は77億人と推計される。2050年までに、20億人増えて、約97億人となる見込み。
- 深刻なプラスチック汚染
- グテーレス事務総長はこのたび、「海洋法条約に関する第29回締約国会議」で開幕演説し、プラスチック汚染が過去40年間で10倍に拡大したとの旨を述べた。
2019年06月14日News in Briefから
- 南スーダン:飢餓のおそれ
- 世界食糧計画(WFP)によれば、南スーダンにおいて、約700万人が深刻な食料不足に直面している。また2万人以上が飢餓に近い状態にある。
- ダルフール:継続する危機
- スーダンにおいて抗議デモに対する襲撃事件に関連してハルツームでの不穏情勢が続くなか、ダルフールの人々が危機状態に置かれている。国連人道問題調整事務所(OCHA)が警告した。
- 5G技術、早期警戒への悪影響
- 世界気象機関(WMO)は警告するところによれば、熱帯サイクロンなどの自然災害から人々を保護する早期警戒システムが5G技術の脅威を晒されている。
2019年06月13日News in Briefから
- 事務総長、民間船攻撃を非難
- グテーレス事務総長は本日、ホルムズ海峡で起こった石油タンカーへの攻撃を強く非難した。
- ダルフール:戦闘で17人死亡
- 中央ダルフールで遊牧民と村民との間で戦闘が発生し、17人が死亡し、15人以上が負傷した。同地域を訪ねたAUと国連の合同ミッションが述べた。
- ユニセフ報告:家族にやさしい国
- ユニセフはこのたび、家族にやさしい国々のランキングを発表した。31か国中、もっとも家族にやさしい国々はスウェーデン、ノルウェー、アイスランド、エストニア、ポルトガルなど。
2019年06月12日News in Briefから
- スーダン:深刻な人権侵害
- スーダンにおける人権侵害が深刻化している。国連が任命した人権専門家たちは人権理事会に対するアピールを発し、抗議デモ参加者と活動家の殺害が伝えられていることについて独立調査を行うよう訴えた。
- UNCTAD、「世界投資報告2019」
- 国連貿易開発機関(UNCTAD)はこのたび「世界投資報告2019」を発表。世界経済が誰ひとり取り残さないものとなるかどうかは海外直接投資に大きく依拠する、と報告は訴える。
- 児童労働の廃止をめざして
- 6月12日は、児童労働に反対する世界デー。国際労働機関(ILO)は大きな進展がみられてきたとしたうえで、児童労働を完全に終わらせるための最後の一押しを訴えた。
2019年06月11日News in Briefから
- イエメン:安保理声明
- イエメン政府が同国を担当する国連特使Martin Griffiths氏を非難した。安保理は声明を発し、特使に対する全面的な支持を表明した。
- ジュネーブでILO総会
- 国際労働機関(ILO)の年次総会がジュネーブで開催。フランスのマクロン大統領は演説し、貧富の格差を埋めるために労働の世界に根本的な変容が必要とされるとの旨を訴えた。
- ボツワナ:同性間関係
- ボツワナの高等裁判所はこのたび、同性間のリレーションシップを禁じる法律を撤廃。バチェレ人権高等弁務官は声明を発し、これを歓迎した。
2019年06月10日News in Briefから
- デジタル相互依存性の時代
- デジタル協力に関する国連ハイレベルパネルはこのたび、「デジタル相互依存の時代(Age of Digital Interdependence)」と題する報告書を発表した。同パネルはグテーレス事務総長が昨年、立ち上げた。
- イラン:核問題に懸念
- 国際原子力機関(IAEA)の天野事務局長はイランの核問題をめぐる緊張の高まりについて懸念を表明した。
- 食料:ローマでシンポジウム
- 食料の未来に関する国際シンポジウムがローマでスタート。国連食糧農業機関(FAO)の事務局長は開幕演説し、未来の食料システムは環境を保護するとともに、健康的で質の高い食料をすべての人に提供しなければならないと訴えた。
2019年06月09日News in Briefから
- リビア:移民・難民、結核感染
- 国連人権高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、リビアの首都トリポリで、6人の移民・難民が結核に感染し、治療を施されずに放置されている。
- オーストラリア:公共放送を捜索
- アフガニスタンでオーストラリア兵士が不法な殺害に関与したと疑われる事件が報じられたことについて、公共放送の捜索が行われた。国連人権高等弁務官事務所は同国に対して、報道の自由の尊重を促した。
- シリア:病院や学校への攻撃
- 国連の人道援助機関によれば、シリア北西部において市民、病院、学校に対する攻撃が日々行われている。
- フィリピン:不法な殺害事件
- フィリピンで薬物対策との関連で不法な死亡事件や警察官による殺害事件が相次いでいることについて、11人の人権専門家たちは独立の調査の実施を求めた。
2019年06月06日News in Briefから
- 性感染症、毎日100万人以上
- 毎日、世界中で100万人以上が性感染症(STI)に罹っている。世界保健機関(WHO)はこのたび各国政府に対して警鐘を鳴らした。
- イラク:ユニセフ、学校再開
- イラクにおいて、ユニセフは千単位の学校の再開に努力を尽くしてきた。しかし、子どもたちが直面する状況は依然として厳しい。
- 世界の食料価格、上昇続く
- 国連食糧農業機関(FAO)の食料価格インデクスによれば、今年、悪い天候条件のため、世界の食料価格が毎月、上昇し続けている。
2019年06月03日News in Briefから
- 妊娠女性の保健ケア
- ユニセフがこのたび発表した報告書によれば、妊娠した貧しい女性たちは医者や助産師に頼ることができず、命の危険にさらされている。
- ジャーナリストの殺害
- チャドにおいて、報道記者Obed Nangbatna氏が殺害され、2019年に世界中で殺害されたジャーナリストは合計で19人となった。
- サステナビリティ展示
- ジュネーブのパレ・デ・ナシオンで、サステナビリティをテーマにした展示が5月21日から6月6日まで、行われている。カナダ常駐代表部主催。タイトルは、「めざめ(Awakening)」。
2019年05月31日News in Briefから
- ウィキリークス創設者と人権
- 拷問に関する特別報告者はこのたび、ロンドンの刑務所を訪ね、ウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジ氏に面会。同氏の健康の具合に緊急の憂慮を表明し、複数の民主国家が集団的に同氏を攻撃していることを非難した。
- アジア太平洋地域とSDGs
- アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)の年次会議の閉幕にあたり、ESCAP事務局長は採択された決議9件がSDGsの達成に強固な基盤を提供するものであるとの旨を述べた。
- イエメンを去るソマリア難民
- 治安の不安が高まるなか、戦争に引き裂かれたイエメンから祖国ソマリアに帰還する難民がますます増えている。
2019年05月30日News in Briefから
- 強固で連帯したヨーロッパを
- ドイツ訪問中のグテーレス事務総長はアーヘンで行われたイベントで演説し、強固で連帯したヨーロッパが不可欠であるとの旨を述べた。
- ソマリア:女児の集団レイプ事件
- ソマリアの首都モガディシュの西425キロに位置する町Bulo-Burdeで9歳の女児が集団レイプされた。国連人口基金(UNFPA)は声明を発し、これを強く非難した。
- 性同一性障害、疾病リストから削除
- 世界保健機関(WHO)はこのたび、国際疾病分類(IDC)を更新し、いわゆる性同一性障害をリストから外した。
2019年05月29日News in Briefから
- 5月31日は、世界禁煙デー
- 毎年5月31日は、世界禁煙デー。世界保健機関(WHO)はこの国際デーを前にプレスリリースを発し、タバコによって毎年800万人の命が失われているとして、各国政府に対し、対策を講じるよう求めた。
- 中国:創造的な経済の発展
- 国連貿易開発会議(UNCTAD)がこのたび発表した報告によれば、中国の創造的経済(書籍、映画、音楽、ビデオ・ゲームを含む)は他国に比べて早い成長をみせ、過去15年間、同国を世界のけん引役としてきた。
- 家族農業の10年、ローンチ
- 家族農業の国連の10年(2019-2028年)が水曜日、ローマでローンチされた。国連食糧農業機関(FAO)と国際農業開発基金(IFAD)は、家族農業が持続可能な開発の主要なけん引役であると称えた。
2019年05月28日News in Briefから
- ナイジェリアから流出する人々
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、ナイジェリア北西部で暴力が拡大し、人々が千人単位で隣国ニジェールに流出している。
- 北朝鮮:劣悪な人道状況
- 国連人権高等弁務官事務所はこのたび、報告書を発表し、朝鮮民主主義人民共和国の劣悪な人道状況を指摘。同国において人々が食料や医療、シェルター、仕事を得る主な手段はいまや賄賂であるとの旨述べた。
- 反ユダヤ主義への取り組みを
- ヨーロッパと米国において、反ユダヤ主義に根差す事件が増えている。国連人権高等弁務官事務所はこれを非難し、各国政府に対し、憎悪と暴力への扇動から人々を守るための努力を倍加するよう訴えた。
2019年05月27日News in Briefから
- イエメン:タイズへの攻撃
- イエメンのタイズが襲撃され、12人の市民(そのうち7人は子ども)が死亡した。ユニセフは声明を発し、同国において安全な場所はどこにもないとの旨を述べた。
- リビア:首都への攻撃
- リビアの首都トリポリにおいて市民たちが狙われ襲撃されたことについて、国連リビア支援団(UNSMIL)は警告を発した。
- ナイロビで、国連ハビタット総会
- ナイロビで、初の国連ハビタット総会がスタート。一週間におよぶ会期中、193の国連加盟国は都市の施策に関するグローバル基準を採択する予定。
2019年05月24日News in Briefから
- アフガニスタン:脆弱な子どもたち
- アフガニスタンにおいて、子どもたちが深刻な栄養不良によって危機に直面している。今後数週間以内に、700万ドルの資金拠出が行われなければ、これら子どもたちは死亡するおそれが高い。
- ブラジル:タバコへの対策
- ブラジル政府は現在、タバコによって病気になった人たちの治療コストを大手たばこ会社から回収しようとしている。世界保健機関(WHO)はこれを称賛した。
- ミャンマー難民、水不足に直面
- ミャンマーからバングラデシュのテクナフ半島に流出したロヒンギャ難民14万人が現在、深刻な水不足に直面している。
2019年05月23日News in Briefから
- コンゴ:エボラとの闘い
- コンゴ民主共和国でエボラが発生してから10か月が経過する中、国連は対応強化策を発表した。あらたに任命されたエボラ対応緊急調整官のDavid Gressly氏はもはや一刻の猶予もないと述べた。
- エルサルバドル:深刻な人権侵害
- エルサルバドルの国会で正義和解法案が通過すると、深刻な人権侵害を犯した者たちが実質的に免罪になる可能性がある。バチェレ人権高等弁務官が警告した。
- 性的暴力:初の世界会議
- ノルウェーの首都オスロで、性的暴力およびジェンダーに根差した暴力の根絶に関する初のグローバル会議、開催。会期は2日間。
2019年05月22日News in Briefから
- ヘイトスピーチ:犯罪防止委で討議
- ウィーンで、第28回犯罪防止刑事司法委員会が開催中。ヘイトスピーチやさまざまな犯罪を防止し、対処するうえでの刑事司法システムの責任が討議されている。
- 貧困と人権の報告書:英国
- 極度の貧困と人権に関する人権特別報告者、フィリップ・アルストン氏がこのたび英国に関する報告書を発表し、同国の緊縮措置によって、飢餓やホームレスの人々などが生まれたと述べた。
- マラリア撲滅:あらたに2か国
- アルジェリアとアルゼンチンがこのたび、正式にマラリア撲滅したことが認められた。世界保健機関(WHO)が水曜日、発表した。
2019年05月21日News in Briefから
- イエメン:援助物資の流用を防ぐ
- 世界食糧計画(WFP)は現在、イエメンの反政府勢力フーシとの間で、援助物資の流用を止めるための合意成立を図るべく模索している。
- ISILの子どもたち、拘束施設に
- シリアにおいて、ISILの子どもたちが未確認の居住地や秘密の拘束施設に収容されていることが疑われる。国連人権高等弁務官事務所が火曜日、明らかにした。
- ベネズエラ:庇護を求める人々
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、2015年以降、約300万人がベネズエラを離れることを余儀なくされている。UNHCRは、そのほとんどの人が国際的な保護を必要としていると述べる。
2019年05月20日News in Briefから
- イタリア:移民救済に制裁金
- イタリア政府がこのたび、移民を乗せた船を救済した人に制裁金を科すことを提案。国連の独立人権専門家たちはこの動きを非難した。
- コンゴ:エボラの脅威
- コンゴ民主共和国においてエボラ感染が拡大するリスクは依然として高い。世界保健機関(WHO)の事務局長が述べた。
- 5月20日は世界ミツバチの日
- 毎年5月20日は世界ミツバチの日。人間たちがその活動によって花粉運搬者であるミツバチの数を減少させている。世界食糧農業機関(FAO)が警告した。
2019年05月17日News in Briefから
- イエメン:首都に空爆
- 国連人道問題調整事務所(OCHA)によれば、木曜日、イエメンの首都サナアに対する空爆が行われ、子どもの犠牲者が多数でた。国連諸機関はこの空爆を強く非難した。
- 反ホモフォビア国際デー
- 5月17日は、ホモフォビア、トランスフォビア、バイフォビアに反対する国際デー。国連のFree & Equalキャンペーンによれば、世界の3分の1の国では同性愛を犯罪としており、百万単位の人々が脅迫、逮捕、投獄のリスクに晒されている。
- 英国:庇護を求める人
- 拷問禁止委員会はこのたび、英国が庇護を求める人を強制的に帰還させて虐待のリスクに直面させていることに憂慮を表明した。
2019年05月16日News in Briefから
- コンゴ:エボラ感染拡大のおそれ
- コンゴ民主共和国において、エボラ感染で死亡した人々の安全かつ尊厳ある埋葬を確保することが感染を防ぐうえで鍵を握るとみられているところ、それが資金の欠乏のために危ぶまれている。主要な国連パートナーが明らかにした。
- 低体重で生まれる子どもたち
- 世界中で、2000万人以上の赤ちゃんが低体重で誕生している。国連の支援する医療研究報告が警告した。
- ラオス:健康な食事が肝要
- 良好な栄養状態は、健康な食事に対する意識を高めることばかりではなく、持続可能な配送システムに依拠する。このことを念頭に置いて、国連諸機関はラオスで、同国政府や国民と協力しながら、飢餓撲滅をめざしている。
2019年05月15日News in Briefから
- 気候変動:太平洋諸島の取組
- グテーレス事務総長はこのたび、フィジーで開かれた太平洋諸島会合で演説し、同地域の温暖化ガス削減への取り組みを称賛した。
- 健康:WHO、オンラインツール
- 世界保健機関(WHO)は世界の人々の健康への脅威に対応すべく、オンラインツール“Health Product Profile Director”を立ち上げた。
- ソマリア:干ばつのおそれ
- ソマリアにおいて、国連食糧農業機関(FAO)が破壊的と形容する干ばつが同国の人口の5分の1(220万人)を襲うおそれがある。
2019年05月14日News in Briefから
- リビア:トリポリの人道状況悪化
- リビアの首都トリポリで戦闘が激化し、人道状況が悪化している。すべての人々を保護するために、さらなる努力が必要とされる。国際移住機関(IOM)が警告を発した。
- WHO: 認知症防止に健康的生活を
- 定期的に運動をする、喫煙や大量飲酒をしないなど、健康的なライフスタイルを選択することが認知症になるリスクを減らすことができる。世界保健機関(WHO)がこのたび認知症防止のためのガイドラインを発表した。
- レバノン:拘束者死亡の調査を
- レバノン当局に拷問されたことが疑われる拘束者の死亡について透明で徹底した調査が行われなければならない、とバチェレ人権高等弁務官がこのたびアピールを発出。
2019年05月13日News in Briefから
- ニュージーランド:若者と気候変動
- ニュージーランド訪問中のグテーレス事務総長は、南太平洋の若者たちが気候変動への対応に率先して取り組んでいることを称えた。
- オーストラリア:人権と気候変動
- オーストラリアの先住民たちは人権委員会に対し、同国政府が気候変動対策を疎かにしているとの自分たちの訴えを調査するよう求めている。
- ブルキナファソ:教会への襲撃
- ブルキナファソにおいて、武装した者たちが教会を襲撃し、6人が死亡した。グテーレス事務総長はこの襲撃事件を非難。
- ガザ:紛争の激化のおそれ
- ガザにおいて失望と落胆が広がるなか、紛争の激化はいつでも起こりうる。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が警告した。
2019年05月10日News in Briefから
- 紛争と自然災害による避難民
- 世界各地で発生する紛争と自然災害によって、史上最多の4,100万人が引き続き避難民となっている。国連のパートナーであるノルウェー難民評議会(NRC)が述べた。
- ミャンマー:国軍、拘束者を銃撃
- ミャンマーのラカイン州において、国軍がこのたび拘束下にあった成人男性および少年たちを銃撃し、6人が死亡した。
- ナイジェリア:子どもたち解放
- ナイジェリア北東部において、親政府武装グループが900人近い子どもたちを解放した。ユニセフはこれを歓迎する一方、解放された子どもたちには長期的な支援が必要となると強調した。
2019年05月09日News in Briefから
- リビア:救急車への攻撃
- リビアにおいて救急車に対する攻撃が行われ、世界保健機関(WHO)を含めた国連人道援助諸機関が厳しく非難。
- カンボジア:政治文化の変化を
- カンボジアにおいては新しい政治的文化こそ、持続可能な平和、持続可能な開発、人権のための強固な基盤をつくる、と同国の人権状況に関する特別報告者Rhona Smith氏。
- 世界の食料価格、高騰
- 国連食糧農業機関(FAO)によれば、中国における豚コレラの広がりなどの影響もあり、世界の食料価格はこの一年間で最も高くなった。
2019年05月08日News in Briefから
- 中東:飢餓の広がり
- 国連食糧農業機関(FAO)によれば、中東および北アフリカにおいて、5200万人以上が栄養不良であり、その数は増え続けている。
- ガザ:緊急資金援助を
- ガザに対して百万ドル単位の緊急資金が提供されない限り、帰還の大行進(Great March of Return)で負傷した百人単位の人々が負傷部分を切断する手術を受けることになる。占領パレスチナ地域担当人道調整官が訴えた。
- 第2次世界大戦犠牲者を想起
- 5月8日―9日は、国連総会が指定した「第2次世界大戦で命を失った人たちのための追悼と和解のためのとき」。
2019年05月07日News in Briefから
- ミャンマー:報道記者解放
- ミャンマーにおいてロヒンギャ虐殺を報じて拘束されていたロイター記者2人が解放された。国連人権高等弁務官事務所はこれを歓迎したが、報道の自由が引き続き脅かされている旨を述べた。
- シリア:北西部で戦闘拡大
- シリア北西部で戦闘が拡大し、死傷者、避難民が増えている。グテーレス事務総長はその状況を憂慮しながら注視しているとの旨を述べた。
- 蛇に噛まれて死亡する人たち
- 世界保健機関(WHO)によれば、蛇にかまれて死亡する人が毎年、270万人にのぼり、そのうち4割は子どもである。WHOはその数の半減をめざす取り組みを主導している。
2019年05月06日
- 国連森林フォーラム開催
- 第14回国連森林フォーラムがスタート。会期は金曜日まで。国連森林戦略プランの実施状況について話し合う。
- 世界の労働状況報告
- 国際労働機関(ILO)とEurofoundは共同で労働に関する報告を作成した。41か国の12億人の労働者が直面する状況を比較分析し、労働時間やその他の労働条件の質に過酷な格差が存在することを明らかにした。
- 世界の道路の安全週間
- 月曜日、第5回国連グローバル道路安全週間がスタート。交通事故はいまや子どもと若者(5歳~29歳)の命を奪う最大の原因となっている。世界保健機関(WHO)が警告した。
2019年05月03日News in Briefから
- コンゴ:北キブで戦闘続く
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、コンゴ民主共和国の北キブ州はエボラ感染症の発生で打撃を受けているが、さらに追い打ちをかけて戦闘が止まず、4月には10万人以上が住む家を逃れることを余儀なくされた。
- イラン:子ども犯罪者の死刑
- イランにおいて、17歳の犯罪者2人の死刑が執行されたことについて、バチェレ国連人権高等弁務官は子ども犯罪者の死刑は国際法上許されないと述べた。
- スーパーシリアル配給一時停止
- 西アフリカでスーパーシリアルを食べた人が死亡したり具合が悪くなり病院に搬送されたりしたことから、世界食糧計画(WFP)はこのたび、その原因が究明されるまで、スーパーシリアルの配給を一時的に停止すると発表した。
2019年05月02日News in Briefから
- ソマリア:厳しい干ばつ
- 南西ソマリアで起こる厳しい干ばつに対し緊急の対応が図られなければ、大きな人道危機が発生するおそれがある。ソマリア担当の事務総長副特別代表が述べた。
- 5月2日は世界まぐろデー
- 5月2日は、世界まぐろデー。この国際デーは2016年に総会決議で指定された国際デー。まぐろが海の生態系および世界経済にもつ重要性に関心を喚起する。
- SDG:グローバル祭典
- SDGsの目標達成に向けた取り組みを活性化させるため、グローバル・フェスティバルがドイツのボンで始まった。国連のSDGsアクション・キャンペーンが組織・運営する。
2019年05月01日News in Briefから
- 国連人口基金、50周年
- 国連人口基金(UNFPA)は今週、創設50周年を迎えた。グテーレス事務総長はビデオメッセージを発し、世界の人々の状況改善に貢献したUNFPAの活動を祝賀した。
- 安保理:スーダン/南スーダン
- ラクロワ平和維持活動担当事務次長は安保理でアビエイに関する状況についてブリーフィングし、同地域に展開するUNISFAが引き続き、スーダンと南スーダンの国境沿いの安定に不可欠であるとの旨を述べた。
- シリア:悲惨な人道状況
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使を務める俳優・監督のベン・スティラーさんは米上院外交委員会で、シリアで8年にわたり続く紛争の人道的影響について述べた。
2019年04月30日News in Briefから
- イラン:洪水で大被害
- イラン全土で洪水が起こり、過去約50年間で最悪の被害をもたらした。同国政府によれば、少なくとも78人が死亡し、およそ1140人が負傷した。
- WHO:母乳研究報告
- 世界保健機関(WHO)がこのたび発表した2つの研究報告によれば、母乳を与えられなかった新生児は肥満の子どもになるリスクが高い。
- 4月30日は国際ジャズデー
- 毎年4月30日は国際ジャズデー。ジャズが平和、連帯、対話のために力を持つことに関心を喚起する。
2019年04月29日News in Briefから
- リビア:緊急人道支援を
- リビアの首都トリポリ周辺で戦闘が続き、市民が窮状に陥っている。国連人道調整事務所(OCHA)は食料へのアクセスが重大な課題であると述べた。
- 薬物耐性疾病、急増のおそれ
- 世界保健機関(WHO)はこのたび、薬物に耐性のある疾病が今後20年間で急増し、それによって、2050年までに1,000万人が死亡するおそれがあるとの旨を述べた。
- ヘイトスピーチへの対応を
- ジュネーブにおいて、宗教、平和と安全に関する第2回グローバルサミットが開幕。宗教的少数者、難民、移民の保護、ならびにヘイトスピーチへの対応を考える。
2019年04月26日News in Briefから
- 事務総長、気候対策訴え
- グテーレス事務総長は金曜日、中国政府が主催した一帯一路フォーラムに出席、演説し、開発と気候変動対策を訴えた。
- モザンビーク:熱帯サイクロン
- モザンビーク北部が木曜日夜、熱帯サイクロン「ケネス」に襲われた。人道的な緊急事態が生じることが懸念されている。
- マリ:暴力的情勢悪化
- マリにおいて、暴力的情勢が悪化し、モプティ地域中部で3つの学校のうち1校が閉鎖を余儀なくされ、15万7000人の子供たちが影響を受けている。
2019年04月25日News in Briefから
- WHO:世界マラリア報告
- 世界保健機関(WHO)は、最新の世界マラリア報告を発表。報告によれば、マラリアの感染者数は実質的に2015年から2017年にかけて変わらない。WHOの事務局長は各国の首脳たちに対し、マラリア対策を訴えた。
- サヘル:14万人を支援へ
- 国連食糧農業機関(FAO)、欧州連合(EU)は木曜日、サヘルにおいて国境を越えて農業牧畜コミュニティーの強靭性を強化するための新しいプロジェクトを発表した。
- ミャンマー:報道の自由を
- ミャンマーにおいて、最高裁判所が投獄されたロイターの報道記者からの最終控訴を却下した。国連の人権専門家たちは、この日が同国の報道自由と民主主義にとって暗黒の一日であるとして非難した。
2019年04月24日News in Briefから
- アフガニスタン:続く暴力
- アフガニスタンにおける暴力によって、死傷者が引き続き発生している。しかし、死傷者数としては2013年初めと比較すると、もっとも低いレベル。今年最初の3か月間で、581人の市民が死亡し、1192人が負傷。
- 新しいテクノロジーと人権
- バチェレ人権高等弁務官は米国カリフォルニアのシリコンバレーを訪問。新しいテクノロジーを規制するためにさまざまな措置を賢くミックスするよう、すべての加盟国に訴えた。
- スリランカ:過激主義
- フィリッポ・グランディ難民高等弁務官は声明を発し、スリランカにおける過激派による襲撃事件に深いショックと悲しみを表明した。
2019年04月23日News in Briefから
- リビア:医療施設での避難
- リビアの首都トリポリで戦闘が勃発してから3週間。世界保健機関(WHO)は、市民たちが殺害され、負傷し、難民と移民が拘束施設に止められる状態が続くとともに、大勢の人々が医療施設に避難していると警告した。
- コンゴ:エボラ拡大のおそれ
- コンゴ民主共和国において、保健衛生職員が殺害されたことから、エボラ関連の活動の一時停止を余儀なくされている。世界保健機関(WHO)が明らかにした。
- スリランカ:子供たちも死亡
- ユニセフによれば、スリランカでのテロ爆破事件において、子どもも45人死亡していたとみられる。同事件においては、これまでに、320人が死亡し、500人以上が負傷したとされる。
2019年04月22日News in Briefから
- リビア:政治解決を
- 事務総長特別代表(リビア担当)はリビアの首都トリポリ及び周辺の軍事行動の緊張を和らげるための努力を続けている。
- 先住民フォーラム開幕
- 先住民問題に関する国連常設フォーラム、開幕。ヌオグラム議長は伝統劇な知識は先住民のアイデンティティ、文化、遺産の中核であると述べ、それらの保護の重要性を訴えた。
- ロヒンギャ難民危機
- 国連人権高等弁務官、国連難民高等弁務官、国際移住機関(IMO)の長たちが今週、バングラデシュを訪問する。約100万人のロヒンギャ難民の人道ニーズを支援する必要を訴える。
2019年04月18日News in Briefから
- シリア:外国人の子供たち
- シリア北東部のキャンプに避難する外国人の子どもたち2500人が国際社会の支援を必要としている。シリア危機を担当する地域人道調整官Panos Moumtzis氏が訴えた。
- ILO報告:労働関連の死亡
- 国際労働機関(ILO)がこのたび発表した報告によれば、毎年、280万人近い労働者が死亡しているが、ストレス、長時間労働などがその原因である。また仕事によって、3億7400万人が負傷したり病気になったりしている。
- バーレーン:テロ集団裁判
- バーレーンの裁判所がテロリズムに関する集団裁判を行い、138人の国籍剥奪の判決をくだした。バチェレ人権高等弁務官は同裁判手続きが国際的な基準を満たしていないと憂慮を表明した。
2019年04月17日News in Briefから
- イラン:洪水被害支援
- イランにおいて、豪雨、洪水により、200万人以上が緊急人道支援を必要としている。国連難民高等弁務官事務所は現在、支援を活発化させている。
- デジタルヘルスケア
- 世界保健機関(WHO)はこのたび初めて、デジタル技術を公衆衛生の改善にどう活用するかを示すガイドラインを発表した。
- インターネットと子ども
- 個人情報に関する独立人権専門家Joe Cannataci氏はこのたび、インターネットにおける子どもたちの保護とエンパワーメントに関する世界的な努力の調整を求めた。
2019年04月16日News in Briefから
- ノートルダム大聖堂火災
- フランスの首都パリに建つノートルダム大聖堂で火災が発生し、歴史的建造物が大きく損壊した。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界産センターのMechtild Rössler所長はUN Newsとのインタビューで同大聖堂の再建支援の用意があることを述べた。
- ニカラグア:6万人以上が流出
- ニカラグアにおいて抗議デモが昨年4月にスタートしてから一年が過ぎた。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、医者、ジャーナリスト、学生、農家を含み、6万を超える人々が同国から庇護を求めて流出している。
- リビア:人道状況、深刻
- リビアの首都トリポリで暴力が続き、1万8000人以上が避難民となっている。人道援助活動家たちは拘束施設に収容された3600人の移民と難民たちの状況を懸念している。
2019年04月15日News in Briefから
- 貧困:開発資金調達
- ニューヨーク国連本部の経済社会理事会議場で、開発資金調達フォーラムがスタート。グテーレス事務総長は冒頭メッセージを寄せ、2030アジェンダ実施のためには資金が大きく不足しているとの旨訴えた。
- はしか:世界的流行のおそれ
- 現在、人間は世界的なはしか流行の危機にある。世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長が訴えた。
- イエメン:安保理で情勢報告
- マーティン・グリフィス特使(イエメン担当)は月曜日、安保理でイエメンの情勢を報告し、この一年間、同国の人々の状況が悪化してきたとの旨を述べた。
2019年04月12日News in Briefから
- スーダン:国軍は暴力回避を
- バチェレ人権高等弁務官は金曜日、スーダン国軍に対し、抗議デモ参加者への暴力を控え、人々の懸念に対応するよう訴えた。
- リビア:首都及び周辺で戦闘激化
- リビアの首都トリポリ郊外で、政府と反政府勢力との間の戦闘が激化するなか、人々の窮状に対する懸念が増している。
- ナイジェリア:女生徒拉致から5年
- ナイジェリアのチボクにおいて、276人の女子生徒たちがボコハラムに拉致されてから5年が過ぎた。依然として100人以上が行方不明のまま。
2019年04月11日News in Briefから
- リビア:衝突拡大
- リビアの首都トリポリ南部で衝突が拡大している。戦闘はトリポリおよび周辺で敵対行為が開始してから、この24時間で、もっとも激しいものとなった。
- ナイジェリア:緊急人道援助を
- ナイジェリアにおいて、10万人がボルノ州の州都マイドゥグリへの移動を強制された。ナイジェリア担当の人道援助調整官Edward Kallon氏はナイジェリア政府に対し、これらの人々への緊急人道援助を訴えた。
- シリア:イドリブで戦闘激化
- シリアにおいて衝突が拡大し、市民の犠牲者が増えるなか、シリア特使付上級人道顧問に先月任命されたGeir Pedersen氏は暴力の収束を速やかにはかるよう訴えた。
2019年04月10日News in Briefから
- ベネズエラ:安保理、開催
- 安保理は水曜日、ベネズエラの人道状況を討議した。ベネズエラにおいては、700万人が支援を必要とする深刻な人道状況にあり、5000人が毎日、国境を越えて流出している。安保理では約1か月前、ベネズエラに関する2つの決議案が不採択となっている。
- 女性:パートナーの性要求
- 国連人口基金(UNFPA)は2019年の世界人口白書の一部として、女性とパートナーからの性的要求に関する調査を発表した。調査対象国となった51か国において10人に4人以上の女性がパートナーの性的要求に同意せざるを得ない状況に置かれている。
- リビア:事務総長、状況を注視
- 国連の報道官によれば、リビアの首都トリポリおよび周辺で戦闘が継続していることについて、グテーレス事務総長は引き続き憂慮し、状況を注視している。
2019年04月09日News in Briefから
- スーダン:街頭デモで死者
- スーダンにおいて、政府に抗議する街頭デモが行われ、70人が死亡するなか、バチェレ人権高等弁務官はスーダン当局が抗議デモに参加する人々を保護する責任を有するとの旨を述べた。
- イエメン:学校への襲撃
- イエメンの首都サナアにある2つの学校の近くで襲撃事件が発生し、14人の子どもたちが死亡し、16人が重傷を負った。ユニセフによれば、2015年3月から2018年12月までに、イエメンで2600人の子どもたちが殺害された。
- リビア:国民会議、延期
- リビアの首都トリポリ近辺で衝突事件が続いている状況に鑑みて、同国における選挙実施を探る国連主導の会議の開催が延期された。
2019年04月08日
- リビア:人道停戦を
- リビアの首都トリポリ及び周辺で拡大する戦闘の影響を受ける市民への緊急援助活動を可能にするため、一時的な人道停戦を呼びかけた。
- スーダン:最大限の自制を
- スーダンの首都ハルツームに建つ防衛省の外側で街頭デモを行う人々に対して治安部隊が催涙ガスを使ったと伝えられるなか、グテーレス事務総長はすべてのアクターの最大限の自制と暴力の回避を訴えた。
- ユースフォーラム、開始
- 経済社会理事会のもと、第8回ユースフォーラムが月曜日、スタートした。今年のテーマは、“Empowered, Included and Equal”。
2019年04月05日News in Briefから
- ミャンマー:ヘリ攻撃で死傷者
- ミャンマーのラカイン州において、国軍と武装した分離主義者が衝突。ヘリコプター攻撃で死傷者が発生。国連人権高等弁務官事務所はこの襲撃事件を非難。
- ニジェール:市民に死者
- ニジェールにおいて暴力が拡大し、市民が家をおわれている。その主な原因はボコハラムを含む武装過激派に起因。
- コンゴ:エボラ感染拡大
- 世界保健機関(WHO)によれば、コンゴ民主共和国において、過去1週間、エボラ感染が顕著に拡大した。
2019年04月04日News in Briefから
- WHO統計:世界の平均寿命
- 世界保健機関(WHO)によれば、今世紀に入ってから世界の平均寿命は5年半延びて、66.5歳から72歳になった。健康寿命は58.5歳から63.3歳へと延びた。男女を比較すると、女性の寿命のほうが長い。
- 地雷除去:国際デー
- 毎年4月4日は、地雷に関する啓発および地雷除去支援のための国際デー。グテーレス事務総長はメッセージを発出し、SDGsの達成に向けた道には地雷が一切あってはならないとの旨を述べた。
- ブルネイ:改正刑法撤廃を
- 国連エイズ合同計画(UNAIDS)と国連人口基金(UNFPA)はブルネイに対し、イスラムのシャリア法に基づいた改正刑法を撤廃するよう訴えた。
2019年04月03日News in Briefから
- WASHと保健衛生施設
- 世界保健機関(WHO)とユニセフはこのたび、WASH in Health Care Facilitiesと題する報告書を発表。報告書によれば、世界では、保健衛生施設の5つにひとつはトイレがなく、少なくとも15億人に影響を及ぼしている。
- ガザ:エジプトの役割に謝意
- グテーレス事務総長はガザにおける暴力の劇的な拡大を回避するうえで、エジプトが役割を果たしていることに感謝を表明した。
- ハイチ:安保理、情勢報告
- バチェレ人権高等弁務官は安保理でハイチ情勢を報告し、ハイチが平和維持活動と開発の間の地点にあることを述べた。
2019年04月02日News in Briefから
- モザンビーク:コレラ予防接種へ
- モザンビークでコレラに感染した人が1000人を超えたと伝えられるなか、90万回分のコレラワクチンを搭載した船が同国のベイラ港に到着した。
- 深刻な飢餓:世界で1億人超
- 2018年、世界の53か国において、1億1300万人が深刻な食料不足に陥っている。紛争や気候関連の災害などがその主な原因となっている。
- ナイジェリア:北東部で支援必要
- ナイジェリア北東部において、ボコハラムなどの過激派組織が関与する紛争による人道危機が続き、700万人以上に被害を及ぼしている。国連は危機に警鐘を発した。
2019年04月01日News in Briefから
- ブルネイ:刑法改正
- バチェレ人権高等弁務官はブルネイ政府に対するアピールを発し、投石による死刑などを可能にする刑法改正を停止するよう訴えた。
- 人口開発委員会、開催
- 第52回人口開発委員会、開催。同委員会で、国連は人口の推移が持続可能な開発に与える深い影響について強調する。
- マリ:コミュニティー襲撃
- マリ北西部のモプティ地域において、週末を通して、コミュニティーが相次いで襲撃される事件が続いた。
2019年03月29日News in Briefから
- ガザ:静穏を呼びかけ
- 「帰還の大行進」を前に、ガザのイスラエルとの境界沿いで暴力の拡大が懸念されている。ジェイミー・マクゴールドリック国連人道支援調整官はさらなる流血を防ぐために、すべての当事者に対し、静穏を呼びかけた。
- サイクロン・イダイ
- サイクロン・イダイが襲ったモザンビーク、マラウィ、ジンバブエにおいて、国連は引き続き、被害を受けた人々を支援する活動を展開している。
- コンゴ:エボラ感染拡大
- コンゴ民主共和国東部において、エボラ感染が拡大している。最新のデータによれば、1029人の感染が確認されたか感染が疑われ、642人が死亡した。
2019年03月28日News in Briefから
- ジンバブエ:サイクロンの被害
- ジンバブエ東部がサイクロン「イダイ」に襲われ、依然として、豪雨、洪水、土砂崩れなどの被害が続いている。国連人道調整事務所(OCHA)が発表した。
- マリ:流血の防止を
- マリ中部のモプティ地域において、緊張状態が続き、暴力が拡大している。同国の人権情勢に関する特別報告者Alioune Tine氏は国際社会に対し、流血を防ぐよう訴えた。
- カショギ氏殺害裁判
- 裁判外処刑に関する人権特別報告者はジャーナリストのジャマル・カショギ氏の殺害事件を調査した結果について暫定的な所見を述べ、同事件に関する非公開裁判が国際的基準を満たしていないとの旨を述べた。
2019年03月27日News in Briefから
- イエメン:コレラと下痢
- イエメンにおいて、下痢とコレラの大規模な発生してから2年。現在、感染者数と死者が急増している。ユニセフとWHOが警告を発出。
- シリア:紛争8年目
- シリアで紛争が勃発してから8年目。深刻な人道危機が終わりはまだはるかに遠い。本日、安保理でシリア情勢に関するブリーフィングが行われた。
- モザンビーク:サイクロン被害
- モザンビークでサイクロン「イダイ」の被害をもっとも受けた万人単位の女性を保護する緊急の必要がある。同国に駐在するUNFPA代表が述べた。
2019年03月26日News in Briefから
- 気候変動への警鐘
- サイクロン・イダイとそれによって生じた被害の規模は気候変動へあらたな警鐘を発しているといえる。グテーレス事務総長が今週火曜日、ニューヨークで述べた。
- マリ:自衛集団の裁判を
- マリにおいて、地域住民間の襲撃事件が発生し、150人以上が死亡した。国連人権高等弁務官事務所はマリ当局に対し、これらの襲撃を行ったいわゆる自衛集団を裁判にかけるよう促した。
2019年03月25日News in Briefから
- 奴隷貿易犠牲者を追悼
- 3月25日は、奴隷及び大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼国際デー。ニューヨーク国連本部で式典が催された。グテーレス事務総長はメッセージを発し、奴隷貿易は人間の残虐性を最も恐ろしい形で示したものだとの旨を述べた。
- 自立兵器の国際的禁止を
- グテーレス事務総長は、自律型致死兵器システムに関する専門家グループに寄せた声明で、人間の管理なしで作動する致死兵器の国際的禁止を訴えた。
- ロヒンギャ:移住計画に警鐘
- バングラデシュ政府がロヒンギャ難民をブハシャンチャ―ル島に移住させる計画について、国連は移住実施前に生活条件、人道対応の完全な評価を行う必要があると述べた。
2019年03月22日News in Briefから
- サイクロン・イダイの被害
- グテーレス事務総長は本日、モザンビーク、マラウィ、ジンバブエでサイクロン・イダイの被害に苦しむ人々に対する支援を求めるアピールを発した。
- シリア:アルホルにあふれる避難民
- 国連人道問題調整事務所(OCHA)によれば、シリア北東部において、戦闘を逃れる千人単位の避難民がアルホルキャンプに到着し続け、キャンプの受け入れ人数の限界を上回っている。
- 第40回人権理事会、終了
- 第40回人権理事会が会期を終えた。スリランカ、ニカラグア、北朝鮮、ミャンマーなどの国々の人権情勢に関する決議を多数採択した。
2019年03月21日News in Briefから
- 人種差別撤廃:国際デー
- 毎年3月21日は、国際人種差別撤廃デー。先週金曜日のニュージーランドで白人至上主義者による銃乱射事件にも鑑み、国連の幹部職員や専門家たちは各国政府に対し、憎しみや差別をなくすための緊急行動を呼びかけた。
- コンゴ:人道危機事態
- コンゴ民主共和国を訪問し、その人道状況を視察したユニセフのフォーレ事務局長と国連人道問題調整事務所(OCHA)のロウコック事務次長は同国への緊急かつ持続的な資金援助を求めて訴えた。
- アフリカ南部:サイクロン被害
- 世界食糧計画(WFP)や人道問題調整事務所(OCHA)などが報告するところによれば、サイクロン「イダイが襲ったアフリカ南部の状況は厳しく、依然として、豪雨による大規模な破壊が続いている。
2019年03月20日News in Briefから
- アフリカ南部:サイクロンの被害
- サイクロン「イダイ」が甚大な被害をもたらしたモザンビーク、ジンバブエ、マラウィにおいて、国連は人道援助を活発化させている。
- カラジッチ被告に終身刑
- 国際刑事裁判メカニズムはボスニアのセルビア系元指導者カラジッチ被告に対する控訴審判決を下し、当初の禁固40年の科刑期間を延ばし終身刑とした。
- 南南協力、温暖化に必要
- アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、国連南南協力会議(BAPA+40)が開催。グテーレス事務総長は演説し、南南協力が持続可能な開発の実現、地球温暖化との闘いの鍵を握るとの旨を述べた。
2019年03月19日News in Briefから
- 南西アフリカ:熱帯サイクロン
- 熱帯サイクロンがモザンビークに上陸してから5日目。少なくとも1,000人が死亡したと考えられる。またマラウィとジンバブエでも大きな被害がでている。
- コンゴ:人権理事会
- ギルモア人権担当事務次長は人権理事会で演説し、コンゴ民主共和国でフェリックス・チセケディ大統領が選出されたことは同国が市民的政治的権利を促進する好機であるとの旨述べた。
- マリ:暴力悪化
- マリに関する人権情勢に関する独立専門家は人権理事会で演説し、同国の中部および北部地域の人々が非常に脆弱であり、治安状況が悪化していることを述べた。
2019年03月18日News in Briefから
- コンゴ:安保理、情勢報告
- ゼロウギ事務総長特別代表は安保理で、コンゴ民主共和国の情勢報告を行い、同国における永続的な平和が手に届くところまで来ているが、東部における武装勢力の活動は引き続き重大な懸念事項であるとの旨を述べた。
- シリア:9年目の紛争
- シリアの紛争が9年目に入るなか、同国の人々は引き続き、現代の最悪の紛争の一つに苦しんでいる。グテーレス事務総長は声明を発し、国際行動を求めて訴えた。
- マリ:テロ襲撃事件
- マリにおいて、モプティ近辺のディウラに駐留する同国政府兵士に対する襲撃事件が発生し、多数の死傷者がでた。Mahammat Saleh Annadif事務総長特別代表は声明を発し、このテロ事件を非難した。
2019年03月15日News in Briefから
- イエメン:フダイダ港に物資
- イエメンのフダイダ港に援助食料を積んだ世界食糧計画(WFP)の船が9か月ぶりに到着し、物資を荷揚げした。
- 熱帯サイクロン、イダイ
- 熱帯サイクロンのイダイがモザンビークのベイラ港に上陸しモザンビークとマラウイの人々に被害がでている。被害者たちを支援する活動が現在、展開中。
- コンゴ:エボラ対策に効果
- 世界保健機関(WHO)によれば、コンゴ民主共和国において、医療機関への襲撃事件が発生しているが、それにもかかわらず、現在、エボラ対策が効果があらわれ感染者が減少している。
2019年03月14日News in Briefから
- シリア:支援金拠出誓約会議
- ブリュッセルで、国連と欧州連合(EU)がシリア支援金拠出誓約会議開催。90億ドルの拠出をめざす。50か国から外相たちが参加した。
- 持続可能な社会構築を
- 国連環境計画(UNEP)と欧州連合(EU)は“Switch to Green”イニシアチブを開始。世界の国々が環境にやさしい社会を構築するのを支援する。
- 差別:薬物取締法修正を
- アフリカ系の人々は刑事司法のすべての段階で差別を経験しており、薬物取締法の修正が必要である。国連の人権専門家たちが述べた。
2019年03月13日News in Briefから
- 環境:人間の活動に警鐘
- 地球環境に関する報告Global Environment Outlook、発表。報告によれば、人間の活動は地球に深刻な影響を与え、人間の健康を危険に晒している。
- コンゴ:栄養不良の子どもたち
- ユニセフによれば、コンゴ民主共和国のカサイ地域の子ども26万人が深刻な栄養不良で苦しんでおり、生命を救う対応を必要としている。
- シリア:人々の窮状
- シリアで紛争が始まってから8年。百万単位の人々が生存を脅かす状況で暮らしている。フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官が述べた。
2019年03月12日News in Briefから
- 南スーダン:レイプを生き延びる
- 南スーダンにおいては、性的暴力があまりにも一般化し、母たちは娘たちにレイプをされたらいかに暴力を最小化して生き延びるかを教えている。人権理事会で、南スーダンの人権委員会のYasmin Sooka委員長が述べた。
- コンゴ:あらたな暴力のおそれ
- コンゴ民主共和国の西部地域において、ふたつのコミュニティー間の緊張を緩和しなければ、あらたな暴力が発生するリスクが高い。国連の人権事務所が述べた。
- ブルンジ:選挙が人権に影響
- ブルンジにおいて、現大統領が次回選挙で3選をめざして出馬を決めたことが同国の人権状況に大きな影響を与えるおそれがある。同国の人権に関する調査委員会が懸念を表明した。
2019年03月11日News in Briefから
- エチオピア:民間航空機、墜落
- 日曜日、エチオピアで民間航空機が墜落し、157人が死亡した。乗客には、少なくとも21人の国連職員が含まれる。世界各地の国連事務所で半旗が掲揚された。
- マラウイ:大雨、洪水で犠牲者
- マラウイで豪雨と洪水によって、少なくとも23人が死亡した。グテーレス事務総長は声明を発し、犠牲者遺族に弔意を表明した。
- ミャンマー:人権専門家、報告
- ミャンマーに関する特別報告者は報告書を発表し、同国における人道危機と人権侵害を述べ、人道に対する罪などが疑われる状況について国際刑事裁判所への付託を求めて訴えた。
2019年03月08日News in Briefから
- ベネズエラ:人権チーム、訪問
- ベネズエラにおいて、経済社会危機および暴力的な抗議デモが続くなか、国連人権チームが今月11日―23日、同国を訪問する。同国政府の公式招待を受けた。バチェレ人権高等弁務官が同国を訪問するための準備にあたる。
- コロンビア:難民受け入れセンター
- コロンビアにおいて、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はベネズエラから流入する脆弱な人々を受け入れるための保護施設を開設した。
- 3月8日は、国際女性デー
- ロマの女優、ヤリッツァ・アパリシオはメディアに対し、ジェンダーと人種のステレオタイプを壊すために努力するよう訴えた。
2019年03月07日News in Briefから
- 女性と雇用:ILO報告
- 世界女性デー(3月8日)を前に、国際労働機関(ILO)はこのたび、報告書を発表し、世界の女性の雇用状況が1990年代からあまり改善していないことに警告を発した。
- イエメン:市民の多大な犠牲
- イエメンの市民は引き続き、紛争による窮状に苦しんでいる。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、2018年には毎週平均して100人が死傷している。
- 子どもの障害者と教育の機会
- ユニセフによれば、東欧、中欧、中央アジアにおいて、障害者の子どもは4人に3人は教育から除外され、学校に通えていない。
2019年03月06日News in Briefから
- フィリピン:薬物取締と人権
- バチェレ人権高等弁務官は人権理事会で演説し、フィリピンの不正薬物との闘いにおいて、2700人が殺害されているとして、人権の侵害の観点から憂慮を表明した。
- 北朝鮮:1億2千万ドルの支援必要
- 国連の人道国別チームによれば、北朝鮮において、約380万人が人道援助を必要としており、その援助を提供するためには1億2000万ドルを要す。
- 西サハラ:和平協議、今月に
- ホルスト・ケーラー国連特使によれば、西サハラに関する和平協議が今月開催される予定。モロッコ、モーリタニア、アルジェリアが境界を接する西サハラは1970年以降、49年にわたって紛争が続いてきた。
2019年03月05日News in Briefから
- ブルキナファソ:多数の避難民
- 国連人道問題事務所(OCHA)によれば、ブルキナファソにおいて暴力が拡大し、この2か月間で7万人が家を追われ避難民となった。
- ブルンジ:人権事務所閉鎖
- ブルンジ政府の強い要請によって、同国に設置された国連人権事務所が閉鎖された。バチェレ人権高等弁務官は火曜日、深い憂慮を表明した。
- 世界の女性議員、増加
- 世界各国の国会で女性議員が増えている。IPU(列国議会同盟)によれば、現在、国会議員の4人に1人が女性。1990年代には10人に1人だった。
2019年03月04日News in Briefから
- 大気汚染:毎年700万人死亡
- 毎日、世界の60億人が汚染された空気を吸っており、その生命、健康を危険に晒されている。人権と環境に関する国連特別報告者が月曜日、述べた。
- UNEP、年次報告発表
- 国連環境総会がケニアで、3月11日~15日に開催されるのを前に、国連環境計画(UNEP)はこのたび、年次報告をオンラインで発表した。
- 人権:ホームレスへの対策を
- 居住の権利に関する特別報告者は月曜日、各国政府に対し、ホームレスの人々に関する対策を講じるよう求めた。
2019年03月01日News in Briefから
- コンゴ:エボラ蔓延へ
- コンゴ民主共和国において、エボラ治療施設が襲撃されるなど治安が悪化しており、エボラ感染が拡大していくだろう、と世界保健機関(WHO)が述べた。
- シリア:千人単位の避難民
- シリアにおいて、ISILから逃れ、デリゾール州から流出した1万3,000人がアルハサカ州のアルホル・キャンプに到着した。
- はしかの流行
- ユニセフによれば、世界においてはしかが非常に高いレベルで流行している。また、感染は10か国に集中し、74%を占める。
2019年02月26日News in Briefから
- イエメン:26億ドル拠出誓約
- イエメンの人道支援会議がジュネーブで開催され、26億ドルの拠出が誓約された。グテーレス事務総長は、加盟国が昨年に比べて3割多く拠出誓約したことに歓迎の意を表明。
- コンゴ:エボラ、一層の支援を
- コンゴ民主共和国において、エボラ熱が多くの人の命を奪っている。WHO事務局長はこのたび、国際社会の支援が拡大しない限り、エボラへの対応が後戻りしかねないとの旨を述べた。
- ジンバブエ:人道事務次長、訪問
- 国連人道問題担当事務次長、ジンバブエ訪問。経済危機と不規則な降雨に関連した食料不足に直面した人々の窮状を視察した。
2019年02月25日News in Briefから
- 人権理、第40回通常会期
- 国連人権理事会の第40回通常会期が開幕。グテーレス事務総長は冒頭演説し、世界各地で人々の権利が侵害されているものの、社会正義を求める力強い運動が展開されていることは、未来への期待を抱かせるとの旨を述べた。
- シリア:逃亡する女性と子供
- シリアにおいて、ISILの最後の拠点バグズから逃れた女性と子供、約6000人が同国北東部の避難民キャンプに到着。
- エジプト:拷問下の自白と処刑
- エジプトにおいて、拷問下で得られたと疑われる証拠をもとに有罪判決をうけた9人が先週、処刑された。人権の特別報告者らが共同声明を発し、遺憾の意を表明した。
2019年02月22日News in Briefから
- エジプト:拷問と処刑
- 今月に入ってこれまでにエジプトで拷問下の自白をした15人の死刑囚の刑が執行されている。国連人権高等弁務官事務所が金曜日、述べた。
- 南スーダン:食料不足
- 南スーダンにおいて5月から7月に作物の収穫量がもっとも減少する時期に、同国の約700万人が非常に深刻な食料不足に直面するおそれがある。国連食糧農業機関(FAO)、ユニセフ、世界食糧計画(WFP)の3機関が警告した。
- イエメン:42億ドル拠出を
- イエメンにおいて百万単位の人々への支援を拡大するため、火曜日に42億ドルの拠出を求めるアピールを発する準備が現在、国連で進んでいる。
2019年02月21日News in Briefから
- インドネシア警察、拷問
- インドネシア警察がパプア州の少年の取り調べで蛇を使ったことは拷問である。国連が任命した人権専門家が述べた。
- 非植民地プロセスの収束を
- グテーレス事務総長は非植民地化委員会で演説し、非植民地化の国際プロセスを成功裏に収束させるよう訴えた。
- 2月21日は国際母語デー
- 毎年2月21日は、国際母語デー。この国際デーは2008年、国連総会で決議が採択されて指定された。
2019年02月20日News in Briefから
- 南スーダン:深刻な人権侵害
- 南スーダンに関する国連人権委員会は人権理事会に提出する第3回報告において、同国の南部地域における人権侵害は戦争犯罪を構成するほど深刻であるとの旨を述べている。
- WHO:健康に対する支出
- 世界保健機関(WHO)はこのたび、健康に関する支出に関する世界報告を発表。報告によれば、健康に関する支出は増えており、現在、国内総生産(GDP)の10%を占めている。
- 世界ユース報告、発表
- 国連はこのたび、世界ユース報告を発表。同報告は隔年発行で、ユースの課題、政策ギャップを扱い、可能な政策対応を描く。
2019年02月19日News in Briefから
- シリア:市民、脆弱な立場
- 国連人権高等弁務官事務所は、約百万人のシリア人が十万人単位の避難民を含めて、非常に脆弱な立場におかれている、との旨を訴えた。
- イエメン:和平合意の進展
- イエメンにおいて、同国政府とフーシの指導者が昨年12月に合意したストックホルム和平合意の実施に著しい進展がある。マーティン・グリフィス国連特使が安保理で報告した。
- 再定住を必要とする難民
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、世界中で多くの人々が生活を営む場所から避難を余儀なくされているなか、2018年、難民の再定住ニーズの5%未満しか満たされていない。
2019年02月18日News in Briefから
- 中央ア:和平への歩み
- 中央アフリカ共和国で今月署名された和平合意は百万人単位の子どもたちに希望を与える歓迎すべき歩みである。ユニセフのフォア事務局長が月曜日、述べた。
- 倫理的、持続可能な金を
- 新しく立ち上がった国連のイニシアチブ、GEF GOLDによれば、スマホから婚約指輪まで、日々使われている金の隠れたコスが人間および環境の健康を脅かしている。
- ILO:国際労働基準の大切さ
- 今年は、国際労働機関(ILO)の100周年。この年を記念して、ILOはすべての国に対し、少なくとも一つの労働条約に批准するよう促している。
2019年02月15日News in Briefから
- シリア:人道援助
- シリア内で今後展開する最大規模の国連人道物資輸送団はこのたび、同国南部のヨルダンとの国境沿いの近辺の砂漠キャンプで窮状に瀕する4万人への援助物資を無事搬送した。
- 南スーダン:性的暴力
- 南スーダンのユニティー州で8歳の少女さえも性的暴力の餌食となっている状況は、同国政府による対策を必要としている。国連人権高等弁務官事務所がジュネーブで述べた。
- フィリピン:メディア逮捕
- フィリピンにおいて、ドゥテルテ大統領に批判的なメディアのトップ、マリア・レッサ氏が名誉棄損容疑で起訴された。その後、同氏は保釈されたが、人権高等弁務官事務所はこの起訴に懸念を表明。
2019年02月14日News in Briefから
- 欧州諸国:無国籍の子どもたち
- 欧州諸国において子どもが誰ひとり無国籍のまま放っておかれてはならない、と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)およびユニセフが木曜日、訴えた。
- IFAD:ローマ教皇、演説
- ローマ教皇は木曜日、国際農業開発基金(IFAD)の管理理事会で冒頭演説し、貧困と飢餓の根絶に向けた同基金の活動を称えるとともに、最も援助を必要とする人々の生活改善のため、その謙虚な道を歩み続けるよう促した。
- 児童婚にNO #IDONT
- この日、世界各地でバレンタインデーが祝賀されるなか、国連人口基金(UNFPA)は児童婚に反対するキャンペーンを展開している。#IDONT (https://www.youtube.com/watch?v=qICDYw2i1nw&feature=youtu.be)
2019年02月13日News in Briefから
- ILO、世界雇用概況を発表
- 国際労働機関(ILO)がこのたび発表した世界雇用概況(World Employment and Social Outlook)によれば、世界のほとんどの人にとって、仕事を持つことが経済的な安全を意味せず、また新しいテクノロジーは状況を悪化させている。
- チェチェン:LGBTの人々
- この数週間で、チェチェンにおいて、LGBTと思われる人々が拷問やその他の深刻な人権侵害を受け、殺害されている。独立の国連人権専門家たちが声明を発した。
- 世界ラジオデー
- 2月13日は、世界ラジオデー。たくさんの新しい形態のデジタルコミュニケーションが存在するなか、世界の多くの国々で、ラジオは重要なライフラインであり続けている。
2019年02月12日News in Briefから
- スマホ:難聴のリスク
- スマホを使って大音量で音楽などを聴く若者たちに難聴のおそれがある。世界保健機関(WHO)がこのたび警告を発した。
- 南スーダン:暴力を逃れ隣国へ
- 南スーダンのエクアトリア州における暴力を逃れて、千人単位の人々が隣国のコンゴ共和国に流出している。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が述べた。
- 自動ブレーキのガイドライン
- 道路の安全の改善を図る動きのなかで、40か国がこのたび車の自動ブレーキに関する国連ガイドライン草案に合意した。国連欧州経済委員会(UNECE)が発表した。
2019年02月11日News in Briefから
- 女性と科学:国際デー
- 2月11日は、科学における女性と女児の国際デー。グテーレス事務総長は国際デーに寄せてメッセージを発し、STEM分野(科学・技術・工学・数学)の職業に就く女性と女児の数を増やすことがSDGsの達成に不可欠であるとの旨を述べた。
- イエメン:食料腐敗のおそれ
- イエメン担当国連特使が月曜日述べたところによると、イエメンのフダイダ港はアクセスの危険が高く、同港の施設に備蓄された援助食糧が腐敗するおそれがある。
- ナイジェリア:危うい司法独立
- ナイジェリアの裁判長の解任は政府からの司法の独立に対する重大な攻撃を構成するおそれがある。裁判官・法律家の独立に関する特別報告者が声明を発し、述べた。
2019年02月08日News in Briefから
- ベネズエラ:人道状況、深刻
- ベネズエラの一般市民の状況はますます厳しくなっているなか、国連は引き続き、同国の人々への人道援助活動に取り組み続ける。国連人道問題調整事務所(OCHA)の報道官がジュネーブで記者団に述べた。
- アフリカ:ラッサ熱の広がり
- 西アフリカの5か国において、ラッサ熱が急激に拡散している。世界保健機関(WHO)によれば、予防接種キャンペーンが現在、展開している。
- ミャンマー:チン、ラカで暴力
- 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、ミャンマーのチン、ラカ両州において暴力が拡大し、国内避難民および国境を越えてバングラデシュに流出する人が増えている。
2019年02月07日News in Briefから
- ミャンマー:人権に前向きな動き
- ミャンマーの議会で、憲法を改正する委員会が設置された。同国の人権状況に関する特別報告者は声明を発し、この動きを歓迎した。
- イエメン:食料援助届けられず
- 2018年9月以降、国連はイエメンのフダイダ港にある紅海製粉所(Red Sea Mills)にアクセスできずにいる。マーク・ロウコック国連緊急援助調整官が深い懸念を表明。
- ロシア:エホバの証人信者に禁固刑
- ロシアにおいて、デンマーク人で「エホバの証人」の信者に対し、禁止された同団体の活動を組織した罪で6年の禁固刑を科した。
2019年02月06日News in Briefから
- 女性器切除の慣行根絶を
- 毎年2月6日は、女性器切除の根絶のための国際デー。グテーレス事務総長はこの国際デーに寄せてメッセージを発し、女性器切除の慣行根絶のための行動拡大、すべての女性の人権保護を呼びかけた。
- 貧困の連鎖に陥る子ども
- 世界の子どもたちが、社会保護の欠落のため、10人に6人以上の割合で貧困の連鎖に陥るリスクがある。国際労働機関(ILO)とユニセフが報告を発表し、警告した。
- シリア:人道物資ルクバンに届く
- 国連の最大規模の人道物資輸送車両団(トラック188台)がシリアの遠隔地ルクバン(ヨルダンとの国境沿い)に届いた。
2019年02月05日News in Briefから
- ナイジェリア:避難民危機
- 国際移住機関(IOM)が火曜日発表したところによると、ナイジェリア北東部で襲撃事件が拡大し、過去3か月間で、約6万人が避難民となった。
- リビア:約2億ドルの支援を
- リビアにおいて、紛争と政治的不穏情勢による影響を受ける55万人に対する支援を提供するため、約2億ドルの支援を求めるアピールが発せられた。
- WFP、ハイテクで効率化
- 世界食糧計画(WFP)はこのたび、データ管理企業のパランティアとの協力によって、千万ドル単位の節約を実現し、今後の大きなインパクトにつなげることを可能にした。
2019年02月04日News in Briefから
- イエメン:捕虜交換を協議
- イエメンの紛争当事者たちが捕虜交換についての協議を予定している。月曜日、イエメンを担当する国連特使が発表した。
- 米中貿易戦争の不利益
- 中国と米国の貿易紛争はいずれの国においても生産者の利益にはならず、それが解決されなければ、世界経済に多大な不利益をもたらすことになる。国連貿易開発会議(UNCTAD)の報告が警告した。
- ジュネーブ:天球儀、修復へ
- ジュネーブ国連事務所に展示された大型サイズの「天球儀」がこのたび、修復されることになった。この天球儀は1939年、第2次世界大戦勃発する直前にジュネーブ事務所に据え付けられた。
2019年01月30日News in Briefから
- ブラジル:ダム決壊調査要請
- ブラジルのミナスジェライス州でダムが決壊し多数の犠牲者がでた事故について、3人の人権特別報告者と「ビジネスと人権に関する作業部会」がアピールを発し、独立の徹底調査を求めた。
- 地中海:昨年、毎日6人死亡
- 昨年、地中海を渡り欧州へと向かう人々の多くがその途中で死亡した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、毎日6人が死亡。
- ジブチ沖:30人が死亡
- 火曜日、ジブチ沖で2隻の船が沈没し、乗船していた30人が死亡した模様。
2019年01月29日News in Briefから
- 世界の子ども支援を
- ユニセフはこのたび、世界の子どもたちに対する緊急支援を提供するため、約40億ドルの資金拠出を求めるアピールを発した。
- ベネズエラ:1日で700人拘束
- 政府への抗議デモや衝突事件が起こるベネズエラにおいて、水曜日だけで700人が拘束された。国連人権高等弁務官事務所によれば、77人は子どもたちであり、12歳ぐらいの年齢の子どもたちも含まれる。
- パレスチナ難民、支援金拠出を
- 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のピエール・クレヘンビュール 事務局長はこのたび、パレスチナ難民支援のための資金として、12億ドルの拠出を求めるアピールを発した。
2019年01月28日News in Briefから
- ホロコースト:国際デー
- 1月27日は、ホロコースト犠牲者を想起する国際デー。グテーレス事務総長はメッセージを発し、反ユダヤ主義があるところでは誰も安全ではないとの旨を述べた。
- ベネズエラから難民・移民
- ラテンアメリカはベネズエラ人の難民・移民に対する暴力を非難しなければならない。エドゥアルド・スタイン特別代表(ベネズエラ担当)が政治指導者たちに訴えた。
- エボラ:南スーダンで予防接種
- コンゴ民主共和国から周辺国へのエボラ拡大を防ぐため、国連は南スーダンの保健衛生職員たちの予防接種を支援している。
2019年01月25日News in Briefから
- ベネズエラ:自制を
- ベネズエラでフアン・グアイド氏が暫定大統領を自称したことに関連して発生する暴力が制御不能になるおそれがある、とバチェレ人権高等弁務官が警告を発した。
- コンゴ民主共和国:エボラ拡大
- コンゴ民主共和国東部において、この数週間で、エボラ感染が拡大し、新しい地域にも広がっている。同国の保健衛生省が明らかにした。
- マラウィ:暴力的襲撃事件
- マラウィにおいて、来る選挙に関連して暴力が拡大していることについて、国連人権高等弁務官事務所は警告を発した。
2019年01月24日News in Briefから
- ベネズエラ:抗議デモ
- ベネズエラの経済政治危機をめぐる抗議デモが行われるなか、グテーレス事務総長はこのたび、透明かつ独立の調査を求めた。
- 教育の国際デー
- 1月24日は、教育の国際デー。グテーレス事務総長はメッセージを発出し、教育は生活を変容させると述べた。
- 極端な天候リスク
- 国連国際防災戦略事務局によれば、2018年、6千万人以上が極端な気候の影響を受けた。
2019年01月23日News in Briefから
- 中央ア:民兵、ICCに移送
- 中央アフリカ共和国の民兵組織リーダー、Patrice-Edouard Ngaïssonaがこのたび、人道に対する罪と戦争犯罪の容疑で国際刑事裁判所(ICC)に移送された。
- スーダン:暴力からの子ども保護
- スーダンにおいて先月、当局への抗議デモが始まり、子どもたちが傷つけられたり、殺害されたりしていると伝えられるなか、ユニセフはこのたび、同国政府に対し、子どもの保護を優先課題とするよう訴えた。
- デジタル協力:ハイレベルパネル
- デジタル協力に関する国連ハイレベルパネル開催。グテーレス事務総長は世界の意思決定者、およびインフルエンサーに対し、持続可能な開発およびデジタル技術のための大胆で革新的なアイデアを求めた。
2019年01月22日News in Briefから
- グアテマラ:免罪は人権にマイナス
- バチェレ人権高等弁務官はこのたび声明を発し、グアテマラの数十年に及ぶ内戦に責任を有する人々への恩赦を与える法案は法の支配とアカウンタビリティーを大きく損なうものであるとの旨を述べた。
- 地中海:移民の溺死
- 最近、地中海で移民を乗せた船の沈没が相次いでいることは、ヨーロッパ諸国の支援が必要であることを示している。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と国際移住機関(IOM)が警告した。
- 世界経済フォーラム
- 世界経済フォーラムで、ビジネスと人権に関する国連作業部会は世界のリーダーたちに対し、脆弱な立場に置かれた人々の権利を優先に議論するよう促した。
2019年01月21日News in Briefから
- 世界経済状況報告
- 国連経済社会局はこのたび、世界経済状況報告を発表。報告は、世界経済の健康状態が多くのリスクに脅かされている、と述べる。
- ジュネーブ軍縮会議
- ジュネーブ軍縮会議、開幕。ジュネーブ国連事務局のマイケル・ミューラー事務局長はメッセージを発し、今日の現実をみれば軍縮が喫緊の課題であることは明白であるとの旨を述べた。
- 難民・移民:病気拡散と無関係
- 世界保健機関(WHO)はこのたび、難民と移民の健康に関する報告を発表。難民と移民が病気をまき散らすというのは単なる神話であるとの旨を述べた。
2019年01月18日News in Briefから
- ジンバブエ:暴力の調査を
- ジンバブエにおいて、暴力および治安要員による抗議デモ参加者に対する発砲について、徹底的に透明性を確保した調査が行われなければならない。国連人権高等弁務官事務所が訴えた。
- ナイジェリア:援助断ち切られる
- ナイジェリア北東部において、軍事施設や避難民キャンプへの襲撃事件のあと、万単位の人々への援助搬送が断ち切られている。
- コンゴ:エボラ感染拡大阻止を
- コンゴ民主共和国において、エボラ感染者が依然として、多数報告されている。世界保健機関(WHO)は、同国のベニで感染者が減少していることを指摘し、効果的な対処を訴えた。
2019年01月16日News in Briefから
- グテーレス事務総長、年頭の訴え
- 不平等の拡大やその他の地球的課題との闘いのため、努力を劇的に加速させる必要がある。グテーレス事務総長がニューヨークで世界各国の大使たちに訴えた。
- 人権理事会:SDGs特別会合
- 人権理事会はSDGs達成に向けた進捗状況をレビューする特別会合を開催。バチェレ人権高等弁務官は演説し、多くの国々が人々の利益の保護と促進をできていないと訴えた。
- コンゴ:890人が武力衝突で死亡
- 昨年12月16日~18日、コンゴ民主共和国の西部において、バヌヌとバテンデの両コミュニティーの武力衝突が起こり、890人が死亡した。人権高等弁務官事務所は警告を発した。
2019年01月15日News in Briefから
- ICC:グバボ前大統領に無罪
- 国際刑事裁判所はこのたび、人道に対する罪に問われていたコートジボワールのグバボ前大統領に無罪を言い渡した。
- イエメン:フダイダに援助届く
- 世界食糧計画(WFP)がこのたび発表したところによれば、イエメンのフダイダ港近くで紛争の影響を受けるコミュニティーに住む千単位の家族にこの半年間ほどで初の援助が届いた。
- シリア:人道状況厳しく
- ヨルダンとの国境近くのシリアの暫定キャンプで、少なくとも8人の子どもたちが厳寒と医療品不足によって死亡してからもなお、その状況は変わらずに厳しい。世界食糧計画(WFP)が警告した。
2019年01月14日News in Briefから
- 今年は、子ども権利条約30周年
- バチェレ人権高等弁務官は月曜日、子どもの権利委員会で冒頭演説し、今年が子どもの権利条約採択30周年にあたることについて関心を喚起し、一部の国ではまだ子どもたちが貧困、人身売買、奴隷制度の犠牲になっていることを述べた。
- ハイチ地震から9年目
- 日曜日、ハイチ地震から9年目を迎えた。この地震では22万人が死亡し、100万人が避難民となった。また、ヘディ・アナビ事務総長特使、ルイス・カルロスダコスタ副特使を含め、102人の国連ミッション要員の命も失われた。
- 人権:精神障害と死刑
- パキスタンにおいて、深刻な精神障害を患う元警察官 Khizar Hayatが2003年、死刑判決を言い渡されているが、国連人権専門家たちは同国当局に対し、精神障害者に死刑は科さないよう促している。
2019年01月11日News in Briefから
- 北朝鮮:市民の人権
- 北朝鮮の人権侵害状況は依然として極めて深刻であり、非核化とあわせて、2019年に重大な問題を突き付けている。北朝鮮に関する人権特別報告者のトーマス・キンタナ氏がソウルで記者会見し、述べた。
- シリア北東部:多数の避難民
- シリア北東部において、ISILの過激主義者を掃討する作戦の展開が活発化するなかで、多数の市民の間で死傷者がでて、大規模な避難民が生まれている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が発表した。
- コンゴ:エボラ感染、減少
- コンゴ民主共和国の東部において、エボラ感染者が減少していると伝えられることについて、世界保健機関(WHO)は慎重な姿勢を保ちながらも歓迎の意を表明した。
2019年01月09日News in Briefから
- イエメン:相対的に静穏
- マーティン・グリフィス事務総長特使は安保理で、イエメン情勢に関するブリーフィングを行い、昨年12月にスウェーデンのストックホルムで成立した、同国主要港湾周辺の停戦により、敵対合意が大幅に減少したことを説明した。
- 世界銀行、経済見通し
- 世界銀行はこのたび、1月の世界経済見通しを発表。その見通しによれば、世界経済の上空には嵐雲が広がっている。
- ILO、創設100周年
- 2019年は、国際労働機関(ILO)の創設100周年。この記念の年を記念するウェブサイトが立ち上がった。https://www.ilo.org/100/en/
2019年01月08日News in Briefから
- グアテマラ:不罰との闘いを
- グアテマラはこのたび、同国における不罰に反対する国際委員会を設置する合意を終わらせる意向を発表した。グテーレス事務総長はその決定を再考するよう求めた。
- 家族の虐待から逃れた女性
- 家族からの虐待を逃れてサウジアラビアを出国した18歳女性について、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は日々、接触している。この女性は現在、タイの「安全な」場所にいる、とUNHCR。
- シリア難民:米国、250万ドル寄付
- 米国はこのたび、シリア難民の保健改善のために250万ドルを寄付した。これによって、およそ25万人のシリア難民と、難民を受け入れているコミュニティーの保健の改善が期待できる。世界保健機関(WHO)が歓迎の意を表明。
2019年01月07日News in Briefから
- 子どもの人身売買、増加
- 国連薬物犯罪事務所(UNODC)がこのたび発表した報告によれば、子どもの人身売買が増加傾向にある。同報告は、142か国から集めた情報をもとに作成された。
- UNHCR、サウジ人女性に接見
- 家族の虐待を逃れて出国したサウジアラビア人女性(18歳)がタイの空港で拘束された。タイ当局はこのたび、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)にこの女性との接見を認めた。
- 環境の悪化による避難民
- 国連環境計画(UNEP)はこのたび、近年、気候変動の影響によって、住んでいるところを離れざるを得ない避難民が生まれているとの旨を述べた。
2019年01月04日News in Briefから
- コンゴ:大統領実施、静穏と緊張
- コンゴ民主共和国で日曜日、大統領選が実施された。その結果発表を前に、現在、静穏ながら、緊張した状況である。
- コンゴ:コミュニティー間の衝突
- コンゴ民主共和国において、コミュニティー間の衝突事件が起こり、死傷者がでた。約1万6000人が隣国のコンゴ共和国に流出した。
- カショギ事件、国際的独立調査欠く
- 国連人権高等弁務官事務所によると、サウジアラビアにおいて、カショギ氏殺害事件に関与した者たちの裁判は、独立した国際的な調査を求める人権高等弁務官の要求を満たしていない。
2019年01月02日News in Briefから
- イギリス海峡を越える移民
- イギリス海峡を越える移民が最近、英国に到着しているところ、移住の安全と合法性を確保するためにさらなる努力が払われるべきである。国際移住機関(IOM)が述べた。
- 5非常任理事国、任期スタート
- 安保理の5非常任理事国の任期がこのたび、スタート。それら5か国とは、ドイツ、インドネシア、南アフリカ、ドミニカ共和国、ベルギー。
- ハローキティ:国連切手に
- 今年5月、ハローキティをデザインにあしらった国連切手が発行される予定。また同月、故コフィー・アナン元事務総長を追悼記念の国連切手も発行される。