安全保障理事会決議 1749
2007年03月28日
2007年3月28日、安全保障理事会第5650回会合で採択
安全保障理事会は、
1994年5月17日の決議918(1994)、1995年7月17日の決議1005(1995)、1995年8月16日の決議1011(1995)、1995年9月7日の決議1013(1995)、1996年4月23日の決議1053(1996)および1998年4月9日の決議1161(1998)を想起し、
ルワンダに関する決議918(1994)にもとづいて設置された安全保障理事会委員会の2006年12月28日の報告書(S/2006/1049)ならびにルワンダに関する決議918(1994)に基づいて設置された安全保障理事会委員会委員長の2007年3月13日の口頭報告を考慮し、
決議1011(1995)の第11項によって課された措置の終了を要請する2007年3月2日付のルワンダの国際連合常駐代表から安全保障理事会議長宛書簡(S/2007/121)に留意し、
決議1011(1995)の第8項に従って、決議918(1994)の第13項によって課された制限の1996年9月1日の終了を想起し、決議1011(1995)の第9項および第10項により課された措置を再確認し、
決議918(1994)および1533(2004)にもとづいて設置された安全保障理事会委員会ならびに決議1533(2004)により設置された専門家集団に対して、決議1698(2006)において更新された職務権限の遂行にあたり、すべての国家とりわけ当該地域における諸国の協力の重要性を強調し、
当該地域諸国に提供された武器および関連物資が違法武装集団によって流用されたり使用されたりしないことを保証する必要性をさらに強調し、
ルワンダおよび大湖地域における前向きの進展、とりわけ2006年12月15日にケニアのナイロビで開催された第二回大湖地域首脳国際会議での大湖地域の安全保障・安定・開発協定の署名を歓迎し、署名国が本協定に可及的速やかに批准し、迅速な履行に備えることを奨励し、
地域諸国に対して当該地域における平和の強化の観点からさらなる協力の深化の要請を繰り返し表明し、
国際連合憲章第7章にもとづいて行動して、
- 決議1011(1995)第11項によって課された措置の効力を即時に終了させることを決定する。
- この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。
S/RES/1749(2007)