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「*%2」の検索結果 : 1298件

ファストファッションが世界の廃棄物危機を悪化させている、と国連事務総長が警告(UN News 記事・日本語訳)

ベトナムの繊維工場で働く女性労働者たち。主に欧米市場向けの中綿入りのアウターの縫製を行っている © ILO Asia-Pacific 執筆者:ビブ・ミシュラ 2025年3月27日 —ファストファッションが環境における惨禍を加速させ、毎秒、ごみ収集車1台分の衣類が焼却されているか、埋め立て地に運ばれている ― 国連事務総長はこのように警鐘を鳴らしました。 「ごみゼロ国際デー」(3月30…

関税:雇用の保護者か、貿易の破壊者か?(UN News 記事・日本語訳)

2024年、世界の貿易額は過去最高の33兆ドルに達した© Unsplash 執筆者:コナー・レノン 2025年3月28日 — ここ数カ月、「関税」という言葉が新聞の経済面から見出しへと躍り出ています。これには経済大国・地域が他国に対して関税を課したり、またはそうすると脅したりしていることが背景にあります。しかし関税は、地政学的な瀬戸際外交で使用する乱暴な道具というだけではあ…

気候科学は再生可能エネルギーの次の原動力となるか?(UN News 記事・日本語訳)

欧州のエネルギー計画担当者は、冬に曇天・無風が続く期間である「暗い凪(dunkelflaute)」が、太陽光発電・風力発電の双方に悪影響を及ぼすことにますます懸念を強めている ©WMO/Pete Stevens 執筆者:ラウラ・キノニエス 2025年3月26日 — 太陽光、風力、水力発電が拡大する中、科学者たちは気候データや気候予測の組み込みが再生可能システムを強化する鍵であると指摘して…

4月10日付 朝日小学生新聞に、根本所長による連載「伝える!国連の仕事」第13回が掲載されました

4月10日付 朝日小学生新聞に、根本かおる国連広報センター所長による連載「伝える!国連の仕事」の第13回が掲載されました。国連のさまざまな活動を、毎月1回ご紹介する新連載です。 タイトルをクリックしていただくと PDF ファイルが開きます。 「好き」を見つけにくしみ遠ざける力に(2025年4月10日) 多様化する問題への解決策示すために(2025年3月9日) 情報の確かさ守る…

「未来のための協定」の実施に関する非公式対話におけるアントニオ・グテーレス国連事務総長発言(ニューヨーク、3月26日)

総会議長、各国代表の方々、皆様、 この重要な対話を開催してくださった総会議長に感謝いたします。これは、今後数カ月にわたって行われる3回の対話の初回となります。 「未来のための協定」が採択されたその日から、議長は同協定の積極的な擁護者となってこられました。 そのご尽力とリーダーシップに深く感謝します。 各国代表の方々、 協定の採択はあくまでプロセスの始ま…

国連人権高等弁務官、死刑執行件数の大幅増を非難(UN News 記事・日本語訳)

米国ワシントンDCの最高裁判所前での死刑に対する抗議デモ(資料画像)©splash/Maria Oswalt 2025年2月25日 —人権理事会で本日、死刑廃止に向けた国際的な取り組みに明確な焦点を当てた会合が開かれ、ヴォルカー・ターク国連人権高等弁務官は、過去2年間で死刑執行が世界で大幅に増加したことを非難しました。 「多くの国が死刑執行は国家の主権の範囲内であると主張していま…

UN80イニシアチブに関する記者ブリーフィングにおけるアントニオ・グテーレス国連事務総長発言(ニューヨーク、2025年3月12日)

UN Photo/Manuel Elías 私たちの世界は、あらゆる分野において困難に直面しています。 世界の状況は国連のあらゆる面に反映することから、国連のすべての活動において私たちはこの困難を実感しています。 現代は極めて不確実で予測不可能な時代です。 しかし、いくつかの真実が今ほど明白になったことはありません。すなわち、 国連が、今ほど必要とされたことはなく、 国連の…

世界気象の日(3月23日)に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ

気象学者たちの悲観的な予測は、現実になりつつあります。私たちの気候が大火に飲み込まれようとしています。過去10年のいずれの年も、観測史上最も暑い年となりました。海洋熱が記録を更新し続けています。そして、火災で焦土となる、洪水に押し流される、未曽有の嵐に襲われるなど、あらゆる国々がその影響を受けています。 今年の「世界気象の日」のテーマ「共に早期警報の…

マルチラテラリズム(多国間主義)とは何か? なぜ大切か?(UN News 記事・日本語訳)

ニューヨークの国連本部には各加盟国の国旗が掲げられている©UN Photo/Manuel Elías 2025年2月18日 — 「マルチラテラリズム(多国間主義)」は国連で頻繁に用いられる用語ですが、それは国際外交が行われる廊下や会議室においてのみ使われる概念ではありません。 マルチラテラリズムは、国連の枠を超え、人々の日常生活にもさまざまな形で影響を及ぼします。紛争の軽減や経済…

グローバル・コミュニケーション担当事務次長による寄稿(日本語訳):「メタ社の決定は、偽情報や憎悪を広める者たちに力を与える」

メリッサ・フレミング グローバル・コミュニケーション担当事務次長 【写真】 LinkedIn の原文掲載ページより転載 2025年1月11日 信頼性と安全性のための対策を後退させるというメタ社の最近の発表は、私たちの世界に計り知れない害をもたらすことになるでしょう。 憎悪に満ちたコンテンツが波のように押し寄せ、オンラインおよびオフラインでのハラスメントや暴力の急増を引…

東京会議2025に寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長ビデオ・メッセージ(東京、3月4日)

各国代表の方々、友人の皆様、 東京会議に心からのご挨拶をお送りできることを嬉しく思います。 今年は、第二次世界大戦の終結と国連の創設から80周年を迎えます。 この節目は、人類史上最も暗い時代の一つから生まれた永続的な原則を再確認する重要な機会です。 その原則とは、対話を通じた平和、人権と国際法の尊重、社会的進歩と持続可能な開発の促進です。 日本はこれらの…

2025年の優先課題に関する アントニオ・グテーレス国連事務総長の総会発言(ニューヨーク、2025年1月15日)

©UN Photo/Evan Schneider 各国代表の方々、皆様、 はじめに、2025年が皆様とご家族にとって幸せで健康な年となるようお祈りいたします。 皆様、 まずは良いニュースから始めましょう。 世界が混乱していることに圧倒されてしまうのも無理はありません。 しかし、これからの1年を見据える中で、私たちは決して前進と可能性を見失ってはなりません。 そして、希望の兆しもあり…

国連パビリオン(2025年大阪・関西万博): 「United for a Better Future: 人類は団結したとき最も強くなる。」のテーマのもと協働する35の国連諸機関、および15の国連事務局の部局を発表

ニューヨーク、2025年2月12日 / 大阪・関西、2025年2月13日 – 国連は、2カ月後に開幕される大阪・関西万博のエンパワーリング・ゾーンにて、「United for a Better Future: 人類は団結したとき最も強くなる。」をテーマに、国連パビリオンを開館します。今回の万博では、35の国連諸機関、および15の国連事務局の部局が一丸となり、国連全体の活動を紹介する展示や、イベントが…

2025年度JPO(Junior Professional Officer)派遣候補者募集 応募期間は2月3日(月)~3月4日(火)

2025年度JPO(Junior Professional Officer)派遣候補者選考の募集要項が、外務省の国際機関人事センターのウェブサイトに公開されています。 JPO派遣制度は、国連でのキャリアへの登竜門。若手プロフェッショナルとして、グローバルな課題解決に貢献しながら、国際機関でのキャリアを築く第一歩を踏み出しませんか?奮ってご応募ください! https://www.mofa-irc.go.jp/jpo/ …

長引く不確実性を背景に、世界成長は引き続き低迷する — 国連報告書が警告(2025年1月9日付 国連経済社会局プレスリリース・日本語訳)

インフレ率の低下と金融緩和は救いとなるが、貿易摩擦、高い債務負担、 地政学的リスクが先行きを不透明に ニューヨーク、2025年1月9日 — 世界経済の成長率は2025年も2024年と変わらず、2.8%にとどまる見込みであると、本日発表された国連の主要報告書『世界経済状況・予測2025(World Economic Situation and Prospects (WESP) 2025)』は指摘しています。世界経済は相互に…

2024年は史上最も暑い年に ― 国連の気象機関が発表(UN News 記事・日本語訳)

2024年は史上最も暑い年だったことが確定した © Unsplash/James Day 2025年1月10日 — 世界気象機関(WMO)に所属する国連の気象専門家は本日、2024年が観測史上最も暑い1年であり、世界全体の気温が産業革命以前と比べて1.55℃上昇したことを確認しました。 「私たちは、異常な陸面および海面温度、異常な海洋熱とそれに伴う異常気象が、世界中の多くの国々に影響を与え、生命…

気候危機:2025年に注意すべき5つのこと(UN News 記事・日本語訳)

© UNICEF/Truong Viet Hung 執筆者:コナー・レノン 2024年12月29日 — ブラジル・アマゾンの都市ベレンは、2025年11月に近年で最も重要な国連の気候会議が開催されることで、気候危機に対処する世界的な取り組みの中心地となります。 しかし今後の数年間にも、膨大なプラスチック汚染への対処から、よりクリーンな世界経済への移行に向けた資金調達に至るまで、気候に関連した…

2024年は史上最も暑い年と公式に確認されたことに寄せるアントニオ・グテーレス国連事務総長声明(ニューヨーク、2025年1月10日)

©UN Photo/Manuel Elías 本日、世界気象機関(WMO)が発表した評価は明白です。地球温暖化は紛れのない、厳然たる事実なのです。 私たちは観測史上最も暑い10年を耐え抜いたばかりです。2024年はその中で最も高く、世界全体の平均気温が産業革命以前の水準と比べて1.5℃を上回った最初の暦年となる可能性があります。 単年で1.5℃の上限を突破したとしても、長期的な目標が達成…

人工知能(AI)および国際の平和と安全の維持に関する安全保障理事会会合でのアントニオ・グテーレス国連事務総長発言(ニューヨーク、2024年12月19日)

議長、各国代表の皆様、 AIおよび国際の平和と安全の維持に関する会合を招集された米国に対し、謝意を表します。 私は2023年7月に、この安全保障理事会でAIについてお話しました。その時申し上げたように、テクノロジーの急速な進歩を感じている人たちは、次の単純な事実を理解しておかねばなりません。 未来において、テクノロジーは今よりもさらに高速で進歩するでしょう。 …

人権デー:知っておくべき5つのこと(UN News 記事・日本語訳)

世界人権宣言の初期草稿©UN Photo/Greg Kinch 2024年12月9日 — 毎年12月10日に迎える人権デーは、世界中のすべての人々にとっての平等、正義、尊厳の継続的な重要性を再認識する機会です。 2024年の人権デーのテーマである「私たちの権利、私たちの未来、今すぐに」は、世界的な課題への取り組みにおいて人権が依然として重要であることを強調しています。 今年、国連人権高等…