社会への統合
国連が特別の注意に値すると認めてきた社会グループがいくつか存在する。若者、高齢者、貧困者、障害を持つ人々、少数者と先住民などである。彼らの関心事は総会、経済社会理事会、社会開発委員会で取り上げられる。これらのグループを対象とした具体的な活動は国連社会経済局(DESA)のなかで実施される(https://www.un.org/development/desa/en/)。国連はそうした社会的弱者の人権を定義付け、その擁護に力を貸してきた。また、これらの社会グループに関する行動のための国際規範や基準、勧告を作成するのを支援した。また、調査研究やデータの収集を通して、それに理解や国際行動を奨励する目的で特別の「国際年」や「国際の10年」を指定するなどして、これらの人々の関心事を周知させている。