アフリカ開発会議(TICAD)とは
アフリカ開発会議(TICAD),アフリカの開発をテーマとする国際会議です。1993年以降,日本政府が主導し,国連,国連開発計画(UNDP),アフリカ連合委員会(AUC)及び世界銀行と共同で開催しています。第6回TICADは,2016年8月27日,28日にケニアで開催されます。アフリカで開催されるのは初めてです。
» 詳しくは、国連アフリカ特別顧問室(OSAA)ウェブをご覧ください
日本人職員として会議を支える - 共催機関としての国連アフリカ特別顧問室(OSAA)
~国連アフリカ特別顧問室(OSAA)のプログラムオフィサー 田川慶さん~
TICADVIの開催を前に、OSAAのプログラムオフィサー、田川さんが国連広報センターに寄稿していただきましたので、ご紹介します。
(中略)国連で働く日本人として、この肝要な時期に日本の主導で、国際社会の中でも重要かつ緊急性の高いアフリカの平和と開発を推進するための大規模な首脳級の会合を行うことは、大変意味のあることだと感じています。私も微力ながら会議の成功に貢献できるよう日々努めています。
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日本とアフリカの絆 - アフリカ支援に本腰を入れる日本
多くのアフリカ人にとって、日本は経済的、技術的能力で高い評価を受けている国です。ナイジェリアのラゴス在住のジョンソン・オバルイーさんは、日本の話を聞くといつも世界的に有名な自動車メーカー、トヨタを思い出すと言います。ケニアのナイロビ在住のガーナ人、クウェシ・オベングさんの頭に浮かぶのは技術です。リベリアのモンロビアで世界銀行のコンサルタントを務めるビージョージ・クーパーさんは、日本を「かつての世界的経済大国」と捉えています。(『Africa Renewal(アフリカ・リニューアル)』より)
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アフリカのSDGs実現に市民社会もパワーアップ!
首脳級の会合がアフリカで開催されるのは、1993年の第1回TICAD以来初めてのことですが、「アフリカ開催に限らず、TICADは大きな変化にさらされている」と語るのは、2009年以来、日本とアフリカの市民社会を束ねるコーディネイターとしてTICADのすべての公式会合に参加してきた稲場雅紀氏(「市民ネットワーク for TICAD」世話人)です。変貌する世界とアフリカの関係の中で、TICADが直面する危機とは何か。また、NGOはTICAD VIの先に何を見ているのか。稲場氏に話をお聞きしました。
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「ガーナモデル」― 気候・生態系変動に負けないアフリカの農村づくり
日本に本部を置く国連大学は、地球規模の課題の解決に取り組む国連システムのシンクタンクです。国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)では、数年前からサブサハラ地域における気候・生態系変動への対応に取り組んでいます。「ガーナモデル」と呼ばれるそのアプローチは、第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)を機に、アフリカ半乾燥地域全般へと今後応用されることが期待されています。
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シリーズ「南スーダンからアフリカ開発会議(TICAD VI)を考える」
初めてアフリカで開催されるTICADに向けて、国連広報センターでは日本の自衛隊が国連PKOに参加する南スーダンを事例にして、現地で活動する国連職員をはじめとする様々なアクターの皆さんに、それぞれの立場からTICADで議題となる課題について考えていただくという特集をシリーズでお届けします。
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アフリカの再生
国連広報局(DPI)が発行する季刊誌「Africa Renewal」から、掲載記事をいくつかご紹介します。本誌では、経済改革、債務、教育、女性のエンパワーメントなど、アフリカの国々の指導層、一般市民、国際的な支援組織などが直面するさまざまな問題について、最新の情報と分析を提供しています。
(以下、邦訳が完成した記事から、逐次、近日公開予定)
国連広報センター根本所長、南スーダンを訪問
シリーズ「今日、そして明日のいのちを救うために - 世界人道サミット5月開催」(10)
監視塔からの眼下に広がる光景に一瞬目を疑った。援助団体のロゴマークが入ったビニールシートがどこまでも続いていた。ここは南スーダンの北部ユニティー地方のベンティウ近郊にある、国連南スーダンミッションの文民保護区(Protection of Civilians site、略してPoC site)。筆者が入った2016年3月半ばの時点で、およそ12万人が避難していた。
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(関連記事)
- 国際地雷デー(4月4日)を記念して - 根本所長、南スーダンの地雷除去現場を訪問
- 『25ans(ヴァンサンカン)』オンライン 根本所長の連載ブログ「南スーダンを行く」vol.2がアップされました
- 国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)ベンティウ事務所 平原弘子所長に聞く
- 国連地雷対策サービス部局(UNMAS)南スーダン事務所 吉岡由美子職員に聞く
映像ビデオ:アフリカ
国連広報センターでは、国連がアフリカに関して作成したビデオに日本語字幕をつけて、ご紹介しています。どうぞ、ご視聴ください。
その他の映像ビデオ
人間の安全保障
- コンゴ共和国:未来の種を植える(ビデオシリーズ:人間の安全保障の取り組み)
- ケニア: 未来をつかむ (ビデオシリーズ:人間の安全保障の取り組み)
- エジプト: 希望を育む (ビデオシリーズ:人間の安全保障の取り組み)
開発
- トーゴ:暮らしを照らす
- ガーナの教育革命 (国連TV21世紀シリーズ)
- ケニアに絵で希望を (国連21世紀シリーズ)
- モザンビーク:エイズ孤児と弟の再会
- ゴリラを守る
- クリーン・エネルギーは生命を守る
- 目覚めるアフリカ(Africa is Rising)
平和と安全
女性
南スーダン
- 国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)ベンティウ事務所 平原弘子所長に聞く
- 南スーダン ベンティウでのUNMASの活動をUNIC所長が視察
- 国連広報センター根本所長、2016年3月南スーダンを訪問
TICAD VIと国連諸機関
TICADの開催を支える国連諸機関のリストをご覧ください。
- 国際連合地域開発センター(UNCRD)(日本語・English)
- 国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所
- 国連人口基金(UNFPA)東京事務所
- 国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所
- UNICEF(国連児童基金)東京事務所
- 国際連合大学(UNU)(日本語・English)
- UN Women 日本事務所
- 国際復興開発銀行(IBRD)/ 国際開発協会(IDA)世界銀行 東京事務所
- WFP国連世界食糧計画 日本事務所(日本語・English)