国連平和維持活動局（DPKO）のジェンダー・チームは、平和維持のあらゆる領域に女性と女児の声が確実に反映されるよう、不断の努力を続けています。

社会のすべての構成員が機会や保護、資源、サービスへのアクセス、意思決定への参加などの基本的権利において平等でない限り、平和と安全は達成できないことを認識しています。

すべての複合型PKOに、ジェンダー担当顧問が率いるジェンダー・アドバイザリー・チームを展開し、DPKOの活動全体にジェンダーの観点を組み込むための支援を行っています。チームの活動には、現地女性の和平プロセスへの参加支援、女性と女児の性的暴力からの保護、女性の選挙制度への取り込みの提唱と促進、武装解除・動員解除・社会復帰（DDR）プログラムに対する支援、訴訟・司法手続きにおける女性の声の反映が含まれています。

ジェンダー担当顧問は下記の国連平和維持ミッションに派遣されています。

• 国連コンゴ民主共和国安定化ミッション（MONUSCO）
• 国連リベリア・ミッション（UNMIL）
• 国連ハイチ安定化ミッション（MINUSTAH）
• 国連コートジボワール活動（UNOCI）
• 国連南スーダン共和国ミッション（UNMISS）
• ダルフール国連・AU合同ミッション（UNAMID）
• 国連レバノン暫定軍（UNIFIL）
• 国連マリ多元統合安定化ミッション（MINUSMA）

下記の比較的小規模のミッションには、ミッション指導層によるジェンダーの平等推進を支援するため、ジェンダー・フォーカルポイントを設置しています。

• 国連コソボ暫定行政ミッション（UNMIK）
• 国連西サハラ住民投票ミッション（MINURSO）
• 国連キプロス平和維持軍（UNFICYP）
• 国連休戦監視機構（UNTSO）
• 国連アビエイ暫定治安部隊（UNISFA）

国連平和維持活動によって支援されるジェンダー関連活動

地図上のピンをクリックすると、最近のジェンダー関連の活動への支援が行われた場所がわかります。

国連平和維持活動のジェンダー支援をもっと大きな地図で見る。