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小冊子「東北から世界へのメッセージ」が完成! リオ+20で世界に発信

プレスリリース 12-021-J 2012年05月21日

東日本大震災に学ぶ「東北から世界へのメッセージ」小冊子
リオ+20で世界に発信

大規模災害を通じて得た日本の経験・知見を世界の国々と共有するため、国連広報センターはこのたび小冊子「東日本大震災に学ぶ『東北から世界へのメッセージ』 持続可能な社会をめざして」を作成しました。日英2カ国語で表記されたユニークなデザインの小冊子は、6月20-22日にブラジル・リオデジャネイロで開催される「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」の会場をはじめ、今後開催される様々な国際・地域会議において配布される予定です。

小冊子のベースとなったのは、昨年10月24日の国連デーに仙台市の東北大学と駐日国連諸機関が共催したシンポジウム「東日本大震災からの復興、そして新生~東北から世界へ」でのディスカッションです。被災地の復旧や持続可能な社会の再生に向けた数多くの貴重な経験やグッド・プラクティスが提起され、また、東北と神戸の学生代表によるユース宣言が発表されました。小冊子は、東日本大震災の経験から生まれたグッド・プラクティスを5つの提言としてまとめ、東北から世界へのメッセージとして多くの方々と共有することを目指します。

小冊子のデザインのテーマは「絆」です。大災害の経験から改めて見直されている人と人、あるいは国と国とのつながり、社会的ネットワークの重要性、そして、私たちと次世代をつなげる持続可能な社会を築くことの大切さを、一枚の紙を蛇腹式に折り重ねることで表現しています。中央に描かれたブルーの線は、多くの尊い人命を奪いながらも生命の営みに欠かすことのできない水を表しています。また、冊子を束ねるブルーのゴムは、国連ブルーをイメージ。絆を結ぶという願いを込め、国連諸機関のスタッフがボランティアで一つひとつ結びました。

なお本冊子は、東北大学、国際連合国際防災戦略(UNISDR)駐日事務所、国際連合ボランティア計画(UNV)東京事務所の協力を元に作成し、制作には日本産学フォーラム(BUF)と電通、デザインには油谷勝海氏と羽田純人氏のご協力をいただきました。

*小冊子をご希望の方は、下記までお問い合わせ下さい。
なお数に限りがあるため、部数については別途ご相談願います。

国連広報センター(担当・岡野)
Tel: 03 -5467-4451
Fax: 03-5467-4455
E-mail: unic.tokyo@unic.org

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日英2カ国語で表記された小冊子は、RIO+20をはじめ様々な国際・地域会議での配布を予定しています
「絆を結ぶ」という願いを込め、冊子を束ねるブルーのゴムを一つひとつ結ぶ国連広報センターのインターンたち
蛇腹式の小冊子は、人と人、国と国とのつながり、社会的ネットワークの重要性、私たちと次世代をつなげる持続可能な社会を築くことの大切さを表現しています