性的搾取・虐待の防止
「声をひとつにして宣言しよう。性的搾取・虐待を犯したり、見逃したりする者は許さない。国連旗のもとにこの犯罪の隠匿を図ることは誰であっても許さない。・・問題に対する徹底的な不寛容(zero tolerance)を実現しよう」-アントニオ・グテーレス事務総長
本部HP:https://www.un.org/preventing-sexual-exploitation-and-abuse/
性的搾取・虐待防止 ハイレベル会議、開催
2017年9月18日、ニューヨーク国連本部で、国連事務総長は性的搾取と虐待の防止に関するハイレベル会議を開催します。会議は、性的搾取・虐待との闘いに国際社会の連帯を示すとともに、その犠牲者の権利と尊厳に焦点を当てるものです。
事務総長、性的虐待の防止を誓う ビデオメッセージ
国連の取り組み:平和維持活動における 性的搾取・虐待を防ぐために
国連は軍事要員、警察官、文民を問わず、あらゆる平和維持要員が最高の行動基準を守り、常にプロとして、規律ある振る舞いをすることを期待しています。残念ながら、性的搾取や虐待といった行為を含め、平和維持要員が関係する不祥事の疑いや事件が生じています。国連と加盟国は、すべての疑惑を調査するとともに、このような疑惑が事実であることが判明した場合、直ちに適切な措置を講じるようにすることで、これに対応すべきです。
ジェーン・コナーズ氏、性的搾取・虐待の被害者の権利保護アドボケート
2017年8月23日 – アントニオ・グテーレス事務総長はオーストラリアの法律専門家で長年の人権擁護者でもあるジェーン・コナーズ氏を、性的搾取・虐待の被害者の権利保護を担当する初の国連アドボケートに任命しました。
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この人に聞く:性的搾取と虐待の予防を担当する、ジェーン・ホール・ルート特別調整官
ルート氏は、国連システムの数多い事務所、部局および機関と連携し、国連本部内はもとより、最も離れたフィールド拠点に至るまで、あらゆる場所で発生する性的搾取と虐待に対する国連の取り組みを強化するという役割を担っています。UN News Centreとの初のインタビューに応じたルート氏は、フィールドでの現地コミュニティーとの信頼関係再構築を含め、国連が性的虐待と搾取を食い止めるため、何をしているのかについて率直に語りました。
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パルフェ・オナンガ・アニャンガ事務総長特別代表、ハフィントン・ポストに寄稿
2016年4月8日、 ハフィントン・ポスト(日本語版)に、パルフェ・オナンガ・アニャンガ国連事務総長特別代表(中央アフリカ担当)による寄稿が掲載されました。
国連中央アフリカ多面的統合安定化ミッション(MINUSCA)の平和維持要員による性的搾取の疑惑が持ち上がったことを受け、特別代表は、「このような恐怖に直面し、私は個人的にも深い失望と怒りの気持ちを抑えることができません」と述べています。
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