この象牙彫りは1974年に中国から国連へ寄贈されたものです。この象牙彫りは1970年に開通した総距離1,000kmを越す成昆鉄道(成都−昆明)を表しています。この鉄道は中国の2つの地方、南部の雲南省と北部の四川省を結んでいます。
この彫刻は8本の象の牙から彫り出され、98名の職人が2年以上かけて製作したと言われています。その細部は驚くほど素晴らしく、列車の中に小さな乗客が彫り抜かれています。