安全保障理事会
安全保障理事会の会議室はノルウェーから寄贈され、ノルウェーの建築家、アーンシュタイン・アーネベルグによって設計されたものです。
安全保障理事会の会議室でまず目を引くのは、ノルウェーの画家、ペール・クロフが描いた油彩壁画です。そこには灰から飛び立つ不死鳥が描かれ、第二次世界大戦からの世界の再建を象徴しています。下方部分の暗い不吉な色の上に、よりよい未来への希望を象徴した明るい色でさまざまなイメージが描かれています。皆で分かち合うために穀物を測り分けている人々を描いた部分は平等を象徴しています。
壁やイーストリバー側の窓のカーテンに飾られている金と青のシルクのタペストリーは信頼の錨、希望の小麦、博愛の心を表しています。
国連憲章は安全保障理事会には国際平和と安全を維持する主たる責任があると定めています。安全保障理事会は国連の「緊急救命室」として、平和が脅かされるときにはいつでも会合を開けるよう準備していなくてはなりません。
More
information on the Security Council
|