フーコーの振り子
総会ロビーで目を引くこのオブジェはフーコーの振り子で、1955年にオランダから国連に寄贈されたものです。フーコーの振り子はフランスの物理学者ジャン・ベルナール レオン フーコーの名を取って名付けられたもので、地球の自転を目に見える形で証明しています。
この振り子は金メッキされた球(一部は銅)で、75フィート(23 m)のステンレスワイヤーで天井から吊り下げられています。自在継ぎ手で取り付けられているため、振り子はどの方向にも自由に振れることができます。振り子の下に置かれた電磁石が空気中の摩擦をなくすため、振り子は一律に揺れます。一日を通して、振り子が揺れる方向は地球の自転により変わっていきます。この球の周期は36時間45分です。
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